仕様変更がなぜおこなわれたのか

今回のこの大幅な仕様変更はどういう理由があったのでしょうか?

調べていくとやはりZOZOスーツの大幅な配達遅延は、量産化の失敗があったようです。

「スタートトゥデイは2018年3月期に、体形採寸用ボディースーツ“ZOZOSUIT”の生産失敗で約40億円の特別損失を計上する。内訳は、ボディースーツの製造委託先で出資先でもあるニュージーランドのストレッチセンスの株式評価損が18億4800万円、“ZOZOSUIT”生産のために行っていた設備投資の減損処理に14億8600万円、ストレッチセンス社に支払い済みの前渡し金評価損が6億6300万円。

スタートトゥデイは、2000万ドル(約21億4000万円)を投じて、100%子会社化する予定だったストレッチセンスとのコールオプション契約の締結の中止も発表した。スタートトゥデイ研究所で自社開発した新たな“ZOZOSUITS”を使うことを発表した。

無料で手に入れられる“ZOZOSUIT”は昨年10月末に発表すると大きな話題を呼び、多くの予約が殺到。今年1月から配布をスタートしていたものの、最大8カ月の遅延が発生していた。」
出典:https://www.wwdjapan.com/607378

この記事にあるように、前バージョンの開発にかかっていた費用、約40億円を特別損失として計上するようです。

わかりやすくいうと、前バージョンの開発が40億かかったけど、失敗したので諦めますということです。

そして前バージョンの開発のために100%子会社にする予定だった会社との契約も破棄ということです。。。

そしてその代わりに今回のレモンスカッシュバージョンを開発したということになります。

「 ZOZOSUIT(旧型)は当初、2017年11月下旬に配送を始める予定だった。しかし「想像以上の予約があった」として延期し、約2カ月遅れの18年1月に配送開始を発表。「予約数に対して生産数がまだまだ追い付かない状況」とし、届くまでに最長8カ月かかる(1月時点)と説明していた。

同社によれば、既にZOZOSUITを持っているか、注文済みのユーザーには、優先してマーカー方式の新型を無料で届けるという。

センサー方式の旧型は、ニュージーランドのソフトセンサー開発企業StretchSenseと共同開発していた。しかし「(旧型よりも)容易かつ低コストで体型計測が可能なアイデアを基に、より高精度な技術の開発に成功したこともあり、StretchSenseとの契約締結を中止する」(スタートトゥデイ)という。」
出典:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1804/27/news111.html

この記事にあるように、低コストで「体の採寸をするという同じ目的を達成する」技術が確立されたことで、その新しい方式に乗り換えるというのが経営判断としてあったようです。

たしかにちょっと前に、ZOZOスーツを超える新しいアイデアを3億円で買収したというようなニュースが流れていました。

なんかいきなり3億とかすごいなと思っていたのですが、前バージョンの開発が難航していたから、別バージョンを慌てて仕込んだということだったのですね。

しかし、これまでこんな説明一切なかったですよね。

俺らが欲しかったのはガンツスーツだったのに

しかし、しかしですよ。

多くのユーザーがその目的としていたのは本当に「体の採寸をしたい」だったのでしょうか?

このユーザーの叫びを聞いてほしいです。

みんなやっぱりガンツスーツのようなこの未来っぽいスタイルに共感したという部分が多くはないでしょうか?
しかも直前まで遅延に関してちゃんとした理由を説明していなかったわけです。
生産の遅れということだけで、仕様変更になるとは一言もいっていません。

たとえ無料のものだからといって、ユーザーに説明もなく仕様変更していいものなのでしょうか?

今回大きな期待を裏切られることになったユーザーのZOZOタウン離れが心配です。

しかもよりによって、この2日前に、ZOZOタウン経営会社のスタートトゥデイの社長である前澤友作さんが剛力彩芽さんとの真剣交際を公表したばかり。

剛力彩芽さんのファンからの怒りも含め、炎上要素がほどよくたっぷりな今回の問題を整理してみましょう。

■問題点
1.ガンツスーツのような近未来感たっぷりのZOZOスーツでユーザーを煽り、無料と言いつつ送料はしっかりとって販売

2.8ヶ月たってもZOZOスーツが届かない状況でも遅延に関する説明は生産は頑張っていて、徐々に届いているというような回答

3.しかし蓋を開けてみたら、ガンツスーツは生産中止で、レモンスカッシュに変更

4.社長の前澤友作さんは剛力彩芽さんとデートを楽しんでます

以上、現状を整理しました。

どうでしょう。。。

これ山口達也さんの問題がなかったら、えらいことになっていたんじゃないでしょうか?

というか今のタイミングを図っての発表だったってことはないでしょうか?
今回のレモンスカッシュですが、遅延のお詫びとして、送料や代引き手数料は無料となるということです。

いや、レモンスカッシュもういらないんだけど。。。という人が多そうですよね。
レモンスカッシュのキャンセルはどうすればいいのか、このあと調査したいと思います。

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