映像作家の信友直子(のぶともなおこ)さんが作成したドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」が評判となっていますね。
認知症を患った母親とその介護をする父親の日常を描いた作品ですが、認知症というとかなり辛い病気というイメージがありますが、そのイメージを吹き飛ばすような両親の明るい日常が描かれていて感動を呼んでいるようです。
この映画の撮影をおこなった信友直子さんですが、実はこの映画の夫婦の実の娘なんです。
信友直子さんとは一体何者なのか調べてみました。
経歴やプロフィール、過去の作品、結婚しているのかなど気になりますよね。
早速行ってみましょう。
信友直子のプロフィールと経歴
出典:https://www.cinematoday.jp/news/N0104118
国籍 日本
生年月日 1961年
出身地 広島県呉市
最終学歴 東京大学文学部
信友直子さんは、「ぼけますから、よろしくお願いします。」の前に制作した「おっぱいと東京タワー〜私の乳がん日記」で、ニューヨークフエスティバル銀賞、ギャラクシー賞奨励賞を受賞する経歴の持ち主です。
この「おっぱいと東京タワー〜私の乳がん日記」では、自身が40代で乳がんと診断され、その治療の様子などを追ったドキュメンタリーです。これはフジテレビの「ザ・ノンフィクション」で放送されて話題になりました。
もともと信友直子さんは東京大学を卒業(頭良い!!)後に、森永製菓に入社します。
その森永製菓では、コマーシャルの制作を担当されていたそうです。
そこで映像制作の魅力にハマり、テレビ制作会社への転職を決意されたんだそうです。
そして1986年に森永製菓を退職し、テレビ制作会社へ転職をします。
当初はドラマの担当だったそうですが、すぐにドキュメンタリーに転向したそうです。
その後26歳という若さでプロデューサーに。
プロデューサーとして携わってきたのは、「右翼」「部落差別」などかなり踏み込んだテーマです。
その後ディレクターになり、北朝鮮の拉致被害などのドキュメンタリーも制作をおこなっています(「海に消えたわが子よ~北朝鮮ら致疑惑と親たちの20年~」)。
現在は、フリーとなり、ドキュメンタリーを中心に映像制作の仕事に携わっています。
「ぼけますから、よろしくお願いします。」はどんな話?
「ぼけますから、よろしくお願いします。」は自身のご両親を撮影したドキュメンタリー映画になります。
もともとこれは2017年にフジテレビMr.サンデーで放送された「ぼけますから よろしくお願いします。~私が撮った母の認知症1200日~」に追加映像を加えて再編集を行ったものだそうです。
この予告編を見ただけで、ちょっと目頭が熱くなるんですが。。。
もともと信友直子さんはこの映画を作るつもりで撮影をしたのではなく、自分用のカメラを買ったので、何気なく両親の日常を撮影していたら、お母さんが認知症になってしまったんだそうです。
その結果、その日々の撮影をしていく中で、夫婦の絆や愛を感じるような作品に仕上がったのだとか。
この映画の中に登場する信友直子さんの父親は95歳、認知症の母親は84歳。
いわゆる老老介護と呼ばれるものです。
それまで家事などをしたことがなかった父親は、自分の妻が認知症になったことで、はじめて家事をおこない始めます。
でも95歳の父親は耳が少し遠い。
そのため、時々はコントのようなシーンもあります。
母親「もうお昼ですか?」
父親「オリーブ?」
とまぁ、なんか笑っちゃいけないけど笑えてしまうようなシーンも。
信友直子は乳がん
信友直子さん自身も乳がんを患うなど、決して順調じゃない人生のように思えますが、いろいろなインタビュー記事やこの映画のインタビューを読むと、信友直子さんがかなり幸せそうな様子に見えます。
老老介護の両親を持ってそんな心の余裕があるのかと疑問もありましたが、本当になんだか人生を楽しんでいるように見えるんですよね。
乳がんを見つけたのは45歳のときだそうです。
山田邦子さんが乳がんの触診の仕方をテレビで解説していたそうです。
その触診を自分でもやってみたところ、なんかしこりがあると。
それで医師の診断を受けたところ、乳がんが見つかったそうです。
そして、手術をおこないます。
抗がん剤治療も経験し、髪の毛が抜けることで泣いたこともあるそうです。
実は、その2年前には子宮筋腫も患っていて、子宮の全摘手術も受けているそうです。
またインドで列車から落ちて、骨盤を折る大怪我をしてしまったこともあるそうです。
こう書き連ねると信友直子さんの人生辛いことが多いように思えるんですが、それでも前向きに明るく生きている、そんな様子なんですよね。
信友直子の結婚は?
信友直子さんの現在は結婚やお子さんなどはいらっしゃるのか調べてみました。
結婚されているような情報は見つかりませんでした。
「ぼけますから、よろしくお願いします。」の公式サイトに以下のように記載がありました。
広島県呉市。この街で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。結婚もせず仕事に没頭するひとり娘を、両親は遠くから静かに見守っている。
出典:http://www.bokemasu.com/
やはり独身のようですね。
東京で一人暮らしだそうです。
恋愛よりもどうも仕事が大好きなタイプのようで、日々カメラを回している感じなのかなという感じですね。
最後に
今回「ぼけますから、よろしくお願いします。」の監督信友直子さんがどういう方なのか調べてみました。
ご両親の一人娘ということですが、ご自身も相当タフな人生を歩んできた方なのに、人の痛みに敏感というか素晴らしいドキュメンタリーを制作されている方だなと思いました。
今回のこの作品も早くも1万人の動員を超えたそうです。
上映する劇場の数も日に日に増えているようです。
上映館の情報はこちらでまとめられています。
http://www.bokemasu.com/images/theater1015.pdf
多くの方がこの作品を見てくれて、皆が認知症というもの、介護の現実というものに触れてほしいし、それ以上にこのドキュメンタリー映画にあふれる両親への愛、夫婦の愛を感じてほしいなと思いました。
ちなみに同じ女性監督でもある三島有紀子さんが監督をつとめた「Red」で評判になっていますね。
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