EXLILEの弟分であるFANTSTICSの中尾翔太さんが胃がんのため亡くなられていたことがわかりました。
3月に活動休止が発表されてから、わずか4ヶ月ほどでの死去にファンの方も驚きが大きいのではないでしょうか?

管理人も中尾翔太さんの活動休止が発表された際に、以下のような記事をアップしていたので、正直驚きと残念な思いでいっぱいです。
中尾翔太の胃がん生存率は高い!初期症状・ステージ・手術・死亡率は?【FANTSTICS】

この記事でもまとめたのですが、胃がんに関しては、かなり生存率が高いガンなので、なぜこのような結果になってしまったのかという思いもあります。
胃がんは、4cm以下の早期がんで粘膜がん(胃内壁の表面で留まっているがん)ならば、まず大丈夫という専門医の話もあります。

今回中尾翔太さんが急逝してしまったことからもそんなに簡単なものではないのかなという気もします。
そのあたりも含めて、今回の報道をまとめてみました。

 

早速行ってみましょう。

目次(コンテンツ)↓↓

  1. FANTASTICSとは
  2. 中尾さんの活動休止時の状況
  3. 胃がんの生存率
  4. 胃がんのステージについて
  5. 中尾翔太さんの病状はどうだったのか
  6. 最後に

FANTASTICSとは

FANTASTICSは、中尾翔太、澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人ら7人で2016年12月に結成されたグループです。

その後メンバーが追加され、現在9名で活動をしています。

昨年ボーカルオーディションをおこなって、ボーカルメンバーを加えこれから本格的な活動をしていくというタイミングで、中尾翔太さんの病気と活動休止が発表されました。

FANTASTICSはEXILEや3代目の弟分という感じで、まだメジャーデビューは果たしていません。

今回の中尾翔太さんの訃報は、メジャーデビューを夢見た若者が病気でその夢を閉ざされた痛ましい結果と思うと本当に残念な気持ちになりますよね。


 

中尾さんの活動休止時の状況

3月に突如活動の休止を発表した際の中尾翔太さんのコメントです。

いつもFANTASTICSを応援くださる皆様へ
FANTASTICSパフォーマー中尾翔太です。

昨年末より、体調不良が続き自分自身とても不安だったので、医療機関で精密検査を行いました。その結果、胃にガンが見つかり、突然の事で最初は戸惑いましたが、徐々に現実を受け止めこの病気と闘って行こうと決意しました!

そして医療機関、メンバー、LDHのスタッフの皆さんと相談し、完治に向け治療に専念するために、少しの間FANTASTICSの活動をお休みさせていただきます。

突然のご報告で、皆様を驚かせてしまって申し訳ありません。
ですが、病気を1日でも早く治して、またFANTASTICSのメンバーとして活動出来るように、1日1日を全力で頑張りたいと思います!

いつも応援してくださっている皆さんに、パフォーマンスや活動で、元気な姿を早く見せられるよう全力で頑張ります!
絶対に勝ちます!待っていてください!

引き続き応援よろしくお願いします!

中尾翔太
出典:https://mdpr.jp/news/detail/1750617

この発表の際に、気になったのは、体調不良が続きという部分です。

胃がんは人間ドックなどの検診などで見つかることが多いのですが、その場合は比較的初期のものです。
初期のものであれば、内視鏡での切除で1週間程度の入院で完治してしまいます。

管理人が疑問に思ったのは、
・活動休止を発表しての治療だということ
・自覚症状があってということ

このことから、胃がんが進行している可能性もあるんじゃないかという予感もありました。

胃がんの生存率

一般的には胃がん自体の生存率は非常に高いガンなのです。

管理人の親戚でも二人胃がんを患った人がいますが、現在完治し、再発もないですし、抗がん剤治療などもなかったです。

胃がんは、4cm以下の早期がんで粘膜がん(胃内壁の表面で留まっているがん)ならば、まず大丈夫。リンパ節の転移はほとんどないですから、内視鏡でその部分だけを切除します。早期発見できれば、ほぼ確実に治ります。

 進行がんでも諦める必要はない。効果のある抗がん剤もできているし、ペプチドの研究や免疫療法も進んでいます。分子標的治療薬も、乳がんに使っていたものが胃がんにも使えるようになっている。
出典:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34393

この表でもわかるように、胃がんは年々死亡率が下がってきています。

出典:https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/annual.html

ガンの治療というものが年を経るごとに、比較的良くなっているということが伺えます。

その中でも胃がんは年々死亡率が下がっていますよね。

それなのになぜ、、、という思いでいっぱいです。

ステージ別の生存率というのが統計的にありますので、こちらも確認しておきましょう。

こちらは各ステージのガン患者の方が5年生存する確率をグラフに表したものです。


出典:https://www.g-ms.co.jp/i-gan

ステージⅣでの5年生存率はわずか7.2%です。

胃がんは比較的完治しやすいガンだと先述しましたが、それは早期発見されればということであって、進行が進んだ場合には、かなり深刻な結果をもたらすということが統計からもわかりますね。


 

中尾翔太さんの胃がんのステージについて

全文コメントのなかでは、胃がんのステージについては記載がありませんでしたが、わずか4ヶ月ほどで急逝してしまったことから、その病状はかなり深刻なものだったと考えられます。

やはり自覚症状があったことからもステージⅢやⅣだったのではないかと思われます。

胃がんのステージとは

出典:https://ganjoho.jp/public/cancer/stomach/diagnosis.html

この表で記載のとおりですが、ⅢやⅣがかなりステージが進んでしまった胃がんになります。
リンパ節への転移や他の臓器への転移というものです。

ガン細胞というのは、リンパ節を通って全身に移動するというやっかいなものなのです。
そのためガンの進行が進むと各リンパ節や内臓に転移を始めてしまうのです。

中尾翔太さんの病状はどうだったのか

こちらにあるように当初は快方に向かっていたようです。

関係者によると、当時は回復に向かいかけている状態で、退院して食事も取れるようになっていたという。
出典:https://www.daily.co.jp/gossip/2018/07/08/0011425852.shtml

しかしかなり痩せてしまっている写真などがSNSで見られたりしたので、闘病生活はかなり大変なものだったのではないかと思います。

EXILEメンバーからも中尾翔太さんの闘病を励ますためにミュージックビデオを制作し、その中でメンバーがフリップで中尾翔太さんを励ますという活動をしています。

LDH(EXILE、中尾翔太さんの所属事務所)をあげて、中尾翔太さんの闘病をバックアップしているんだなと伺うことができるかと思います。

このMVが発表されたのが5月3日。

そのわずか2ヶ月後、中尾翔太さんはこの世を去ることになったのです。

ミュージックビデオを見ると、LDHの皆さんからの熱いメッセージがたくさんで、つらい闘病生活の中で少しでもこのミュージックビデオが心の支えになったのではないかという気がします。

最後に

今回若くして急逝してしまった中尾翔太さんですが、残されたファンの方や関係者の思いとしては、中尾翔太さんのように若くして夢の途中でその夢を病気で奪われるという悲劇がなくなるということかなと思います。

若いときは健康を過信し、ちょっと体調が悪いくらいだと飲みすぎかなと思う程度だと思いますが、ぜひ病院や検診などを利用してこのような悲劇が起きないように注意してほしいと思います。

乳がんで急逝した小林麻央さん。
その後、乳がんの検診に行かれる若い女性が増えたというニュースを耳にすることもあります。

中尾翔太さんの死が無駄にならないように、胃がんのリスクというものが世の中に浸透していくと良いなと思いました。

 

 
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

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