韓国軍による日本自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件が結局解決に至らず、防衛省はこれ以上の進展は無理とさじを投げたばかりですが、今度は、韓国側が「再三の注意にもかかわらず、また日本が低空飛行で威嚇してきた」と突如発表をしてきました!
レーダー照射事件では、日本はもういいよ、そっちが譲らないならこの件は解決に至らずで良いと刀をさやに戻したばかりなのに、なんで韓国はこんなに意固地なんでしょう?
日本国内の世論もだいぶ嫌韓に寄ってきてしまっているようですし、今後の日韓関係に悪影響ありすぎな気がしますが、今回の韓国の発表についてまた注意深く見守る必要がありそうですね。
今回の発表がどんな内容だったのかまずは見ていきたいと思います。
そしてそんな低空飛行が本当にあったのか検証してみたいと思います。
早速行ってみましょう。
事件概要
まずはこちらの報道発表です。
1月23日の夕方に緊急の記者会見が韓国で行われました。
韓国軍合同参謀本部のソ・ウク(徐旭)作戦本部長は、23日午後4時半から緊急の記者会見を開きました。
この中でソ作戦本部長は、23日午後2時すぎに東シナ海にある暗礁のイオ(離於)島付近で「海上自衛隊の哨戒機が韓国海軍の艦艇を明確に識別したにもかかわらず距離およそ540メートル、高度60から70メートルの低空で接近する威嚇飛行をしたことは明らかな挑発行為と見なす」と述べました。
そのうえで、韓国軍による自衛隊機へのレーダー照射問題で、韓国側が、自衛隊機が低空で威嚇飛行したことが問題だとしていることに関連し、「韓国は抑制した対応をしたにもかかわらず、日本はことし、1月18日と22日にも、韓国軍の艦艇に接近する威嚇飛行をした」と主張しました。
出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190123/k10011788301000.html
23日の午後2時過ぎに東シナ海で海上自衛隊の哨戒機が高度60m〜70mの高さという低空で威嚇飛行してきた。
ということです。
しかもこのような行為が1月18日と1月22日にもあったというのです。
高度60mってどれくらい
韓国側からは証拠の映像などが出ていないので、高度60mの高さに迫る飛行機というのがどんな感じかわからなかったので調べてみました。
60メートルというと大体ディズニーシーにあるタワー・オブ・テラーが59メートルなんで、あのくらいの高さに飛行機が迫ってくるということですね。
出典:https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/243/
ちなみにタワー・オブ・テラーが59メートルと中途半端な高さなのは、法律で60メートル以上の建物には飛行機が安全に飛行できるような照明をつけないとならないと決まっているからだそうです。
高層ビルの上の方で赤く光ってるあれですね。
ビルで言うとだいたい20階建てくらいの建物が60メートルくらいだそうですので、相当低いですよね。
60メートルは。
また軍艦はマストの高さが20メートルくらいあるそうなので、実質40メートルくらいしか離れていないということになります。
タワー・オブ・テラーと同じくらいの高さに飛行機が飛んできたらたしかにこれは怖さを感じますよね。
威嚇飛行と言われてもしょうがないかもしれません。
しかしそんな低空を実際に飛行するんでしょうか?
飛んでいる方もかなり危険を感じる高さなのではないかなと思いますよね。
防衛省のコメント
この韓国からの一方的な記者会見に関して、NHKが防衛省に取材をおこなったところ以下のような内容だったそうです。
防衛省幹部は、NHKの取材に対し、「自衛隊の哨戒機は、通常の警戒監視活動を行っていたと報告を受けており、低空飛行を行ったという事実はない」と話しています。
また別の防衛省幹部は、「照射問題があって、日韓関係が悪化している中、現場では、通常より一層、注意して活動を行っており、低空での威嚇飛行などありえない。韓国側が事実関係を変えてまで、嫌がらせをしてきているようなもので、今回の発表は非常に残念だ」と話しています。
韓国側の主張について、哨戒機を運用する海上自衛隊は、「通常と異なる飛行を行ったという報告はなく、韓国側が主張するような低い高度で飛行することは考えにくい」としています。
出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190123/k10011788301000.html
防衛省からはもう韓国の嫌がらせと決めつけてしまってますね。
日本の自衛隊が現場判断で国際法を遵守せずに低空飛行を行うということはにわかに信じられないですよね。
しかもいまこれだけ騒いでいるときに、そんなことします?普通。
考えれば自ずと答えは出てくるような気がしますね。
三浦瑠麗さんがコメント連投で話題
ここ最近の韓国との問題で、日本で嫌韓ムードが広がっている中で、国際政治学者の三浦瑠麗さんがコメントをtwitterでツィートして話題になっています。
怒りは人を盲目にします。国民なんだから怒ったっていいじゃないかという意見もあるかもしれませんが、その怒りのためにニュースにのらなくなったことを考えてみてください。中国の台湾への恫喝、南シナ海の実情、北の核保有。中朝間での制裁破りが取り締まられない実態。日本の防衛体制の不備。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) 2019年1月23日
日本でこれだけ韓国に対する悪感情が盛り上がる時には、大抵なにかの犠牲の上に成り立っているのだということです。そして、SNSやテレビはそんな感情を掻き立てはしても、他の見方を与えてはくれません。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) 2019年1月23日
今日もまた何か韓国国防省側が言ってきているようですが、政府が韓国に譲るべきでないところは譲らず対応することが期待できるはずです。だからそこではなく、むしろ今後の防衛や憲法をどう考えるかなど、長期展望の方を国民的に議論すべきなのです。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) 2019年1月23日
twitterの文字数制限のためか、三浦瑠麗さんの頭の回転が早すぎるせいか、管理人にはさっぱり意味が不明ですwww
ですが、このツィートはだいぶ騒動になっているようです。
ナショナリズムというのは、健全に働く場合には同胞に対する思いやりや自らの行動の抑制に繋がりますが(なので否定されるべきではないのですが)、眼前の生活が大事なことを忘れてはいけないと思います。韓国人が日本で温泉に行ったり買い物し、日本人がK-POPを聴いたりチゲを食べるみたいなこと。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) 2019年1月22日
また作家の百田尚樹さんなんかは完全に右寄りの人なので、怒り心頭で国交断絶くらいの勢いですね。
現場の不心得か、上層部の指令か不明!
また韓国が日本を恨んでいようが関係ないし、忖度する理由もない。
阿吽の呼吸?そんなものがかつて日韓にあった?
国際政治学者が韓国の立場を擁護する理由がわからない。
もしかしてテレビに出たいから? https://t.co/UvIHy7Ygce— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年1月23日
最後に
韓国軍からのレーダー照射事件からはじまった一連の騒動ですが、今回の報道に関しては驚きを通り越して呆れてしまっている防衛省の態度がなんだかもう可愛そうでなりませんね。
私達はネット上であーだこーだ適当なことを言ってればいいですが、実際に韓国軍の担当者とやり取りをしている実務担当の人たちは頭が痛いでしょう。
今回の緊急記者会見での発表がもし真実であれば、韓国側から証拠の動画など発表があっても良いとおもうんですが。。。
24日に韓国国防省から証拠画像の発表がありましたね。
これが笑える状況になってきています。
韓国の証拠画像への専門家コメントに笑撃。証拠能力が低すぎてワロタ。【低空飛行問題】
今後もまだまだ目が離せませんね。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
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