俳優の新納慎也(にいろしんや)さんが9月8日の世界ふしぎ発見に出演されます。
「にいろ」って珍しい苗字だなと思っていたのですが、なんと戦国武将で新納忠元の子孫なんだそうですよ。
新納忠元は今でいうと鹿児島県のあたりの出身で、当時その一帯を治めていた島津家につかえていました。
豊臣秀吉や徳川家康なんかと同時代の人で、豪傑かつ武士道を重んじる情に厚い人だったようです。
個人的に大好きな長宗我部元親の嫡男である長宗我部信親が、戸次川の戦い後、討死にした際に、遺骸を引き取りに谷忠澄が継戦中にもかかわらず来訪した際には、敵将である信親の戦死に涙を流して陳謝と言われています。
このあたりのエピソードは司馬遼太郎の「夏草の賦」を読むと面白いと思いますよ。
そんな戦国武将の血を引く新納慎也さん。
やはり新納慎也さんも情に厚く涙もろい男っぽい人なんでしょうか?
新納慎也さんの経歴や性格や今までの出演作品などが気になったので調べてみました。
早速行ってみましょう。
新納慎也さんのプロフィール
本名 新納慎也
別名義 NÎRO
生年月日 1975年4月21日
年齢 43歳
出生地 兵庫県神戸市
身長 180 cm
血液型 A型
職業 俳優
ジャンル 舞台・テレビドラマ
活動期間 1991年 –
事務所 オスカープロモーション
新納慎也さんは現在、俳優として映画や舞台で活躍をされています。
ミュージカルにもよく出演されていますが、もともとは、16歳の時にスカウトされ、モデルとして芸能界入りしたんだそうです。
モデルとしては関西を中心にCMや雑誌などで活躍されていたそうです。
でも本人は俳優になりたかったそうで、大学では大阪芸術大学舞台芸術学科演劇コースに入学しています。
しかしながら、2年生終了後自主退学してしまいます。
なんでやねん!!と関西の人ならツッコミどころですね。
それでも俳優の道を諦めない新納慎也さんは、20歳のとき上京して、東京で舞台俳優として活動を開始します。
ここから謎の展開を見せるのが新納慎也さんの人生なのでしょうか?
2年で自主退学して状況したその3年後、なんと「うたのおにいさん」になったんです!!
1997年から2年間 NHK-BS2「にこにこぷんがやってきた!」の「うたのおにいさん」として活躍をされるんです。
どういった経緯でこのうたのおにいさんにのし上がったのか謎ですが、おそらくはオーディションで合格されたんだと思います。
たしかだいすけお兄さんもオーディションで合格してうたのおにいさんに選ばれていますので。
関連リンク:横山だいすけ(だいすけお兄さん)の彼女と噂のたくみお姉さんの現在、変顔とかぞえてんぐの関係は
その後は、全国区の俳優さんとして舞台やドラマ、ミュージカルと大活躍をされています。
出演作品はこんな感じです。
2000年 ミュージカル「エリザベート」で初代トートダンサー(黒天使)
2002年 ROCKミュージカル『GODSPELL』では主役のジーザス役
2005年 Studio-Lifeの公演「OZ」
2007年 『恐れを知らぬ川上音二郎一座』(三谷幸喜作)で野口精一役
2008年 『仮面ライダーキバ』にキング役でレギュラー出演
2009年 香取慎吾主演の『TALK LIKE SINGING』(三谷幸喜作)に出演しブロードウェイの舞台に立つ
三谷幸喜との関係
そして、新納慎也さんの名前と顔をお茶の間に広げたのが、2016年のNHKの大河ドラマ『真田丸』です。
この真田丸に豊臣秀次役で出演をされています。
三谷幸喜さんは気に入った役者さんで脇を固めることが多いですが、この真田丸も三谷幸喜さんが脚本でしたので、新納慎也さんにお声がかかったのではないでしょうか?
新納慎也さんは実は時代劇はキャリアとしてはあまりなかったそうなんです。
オファーがきたときには、即座に「やります」と返事をしたそうですが、若い頃に時代劇のスタッフの方のところへ営業に行ったときに、
「鉄砲伝来のポルトガル人の役があれば」
と言われたことがあるらしいです。
「僕、舞台が多いのでドラマのお仕事はあまりないんですけど、その中でも大河とか時代劇は一生やれないと思っていたんです。 若いころ、NHKに営業に来たことがあるんですけど、“えっ? その顔で?”みたいな感じで、“じゃあ、鉄砲伝来のポルトガル人の役があれば”と、すごく丁寧に言われまして(笑)。ちょんまげ姿で大河に出ているのが、今でも信じられないですよ」
出典:http://www.jprime.jp/articles/-/7744
確かに新納慎也さんはちょっと日本人離れした顔立ちでしょね。
それでもこの豊臣秀次役ははまり役で、秀次は豊臣家の跡取り問題の政争に巻き込まれ、最後は切腹をさせられるのですが、その非業の最期に秀次ロスが起きたほどの人気でした。
その後、2018年1月にも三谷幸喜さんの脚本のNHKドラマに出演しています。
正月時代劇『風雲児たち〜蘭学革命篇〜』ですが、こちらの作品では主役の1人杉田玄白役を演じています。
このときは杉田玄白がイケメンすぎると話題になっていました。
杉田玄白ってどんな人だったか覚えてますか?社会の教科書にのっててみんなにいつも落書きされてるあの人です。
そう頭はツルッツルですよね。
ドラマではかつらではなく、新納慎也さんはこのドラマのために頭をまるめたんですよ。
役者魂を感じますね!
しかし新納慎也さんの芸能界デビューから現在までの活躍の凄まじさといったら驚きですよね。
モデル
↓
うたのおにいさん
↓
仮面ライダーキバ
↓
NHK大河ドラマ
さすが戦国武将の子孫だけはありますね。
猛烈な立身出世ぶりです。
天国でご先祖様もさぞお喜びですね!!
2018年12月にも三谷幸喜作品への出演が決まっています。
シス・カンパニー公演
『日本の歴史』
作・演出 三谷幸喜
■2018年12月4日(火)~12月28日(金)
東京:世田谷パブリックシアター
■2019年 1月6日(日)~ 1月13日(日)
大阪:シアタードラマシティ
【音楽・演奏】荻野清子
【出演】中井貴一 香取慎吾 新納慎也 川平慈英
シルビア・グラブ 宮澤エマ 秋元才加
中井貴一さん、香取慎吾さんらが出演する新作のミュージカルです。
こちらも見逃せないですね。
チケットを取るのはきっと至難の業と思われます。
ちなみに三谷幸喜さんとの関係は、頻繁にメールのやり取りをするメル友なんだそうですよ。
現在のミュージカルが嫌い
新納慎也さんが過去にナカイの窓に出演されたことがあります。
その際に、いまのミュージカル界についてかなり苦言を言っているというか、毒舌を吐いていたのでそちらをご紹介したいと思います。
現在のミュージカルがオーバーな演出や演技が多く、それがとても嫌いなんだそうです。
「僕も思っているんですよ、ミュージカルの人ってダサいなって。」
といきなりの爆弾発言からはじまり、ミュージカルのシーンで死にそうになっているの歌いだしたりするシーンでは
「歌うんかーい!!」
とツッコミ。さすが関西人。
ミュージカルがそういったなんかプリンスみたいな人たちだけで作られていると思われたくないというような趣旨のことも言っていました。
新納慎也さんはもともとミュージカル俳優になりたくて芸能界に入り、努力してようやくミュージカルの舞台に立てるようになったので、自分の中で昔ながらのオーバーな演技のミュージカルが許せないんでしょうね。
この新納慎也さんのプリンス否定発言が実は独り歩きしてしまったりしているようです。
ミュージカル界のプリンスといえば、井上芳雄さんですが、井上芳雄さんは本当にコアなファンが多く、舞台のチケットがなかなか手に入らなかったりするんです。
そんなプリンスファンがちょっと何言ってるんだと騒動になったようですよ。
でも井上芳雄さんも結構毒舌キャラで、面白い人なので、おそらく全く問題ない話だと思いますけどね。
関連リンク:井上芳雄がプリンスと呼ばれる理由。年収や結婚、チケットが入手困難でヤバイ。【爆報!THE フライデー】
ちなみに上の井上芳雄さんの記事にも書いてますが、井上芳雄さんはもうひとりのプリンスである山崎育三郎さんが大嫌いだそうですwww
というか若手の活躍が憎たらしくてしょうがないって言ってますね(もちろん冗談で)。
結婚や子供は
新納慎也さんは今年で43歳ですが、結婚などはされているんでしょうか?
調べてみましたが、結婚の情報はなかったです。
おそらくまだ結婚はされていないでしょうね。この業界、結婚されるとすぐに情報が入りますからね。
山崎育三郎さんは元アイドルの安倍なつみさんと結婚
井上芳雄さんは歌手の知念里奈さんと結婚
とプリンスがふたりとも芸能界の女性と結婚されていますし、新納慎也さんも芸能人と結婚なんてスクープがこの先あるかもしれません。
理想の女性像は
・明るい人
・明るくてケラケラ笑う太陽みたいな人
・髪型や体型は気にしない
だそうです。
最後に
新納慎也さんは、なんでもミュージカル界の異端児と呼ばれているそうです。
なぜ異端児なのかというとやっぱり「プリンスが嫌い」だからなんでしょうかね。
でも本人がいまのミュージカル界の演技とかが嫌いと言っていたので、王道をいかないで自分の中のミュージカルを追求しているという意味で異端児ということなのかもしれませんが、配役が結構癖のある役が多く、思い切り振り切った演技をするため、異端児と呼ばれるようになったみたいですよ。
でも本人は
異端児という年齢でもないので、そろそろ異端人と呼んでほしい
と言っているようです(笑)
本当にユーモアのある人ですね。
また三谷幸喜さんとの関係が非常に仲が良いようなので、今後も三谷作品に出演が増えそうなので、映画や舞台、ドラマで新納慎也さんの演技が見れるんじゃないかと思います。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
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