最近Instagramを中心に人気がでている猫沢エミさんですが、実はもともとはミュージシャン。
音楽活動の傍ら、猫との生活を中心にさまざまなレシピを公開するなど、Instagramでの人気から火がつき、書籍まで出版。
しかもその書籍「ねこしき」がこれまた大ヒットを飛ばして、重版をかさねているそうです。
そんなねこしきが大人気の猫沢エミさんについて、どんな人なのか、本名はなんというのか、結婚しているのかなど気になりましたので調べてみました。
早速行ってみましょう。
猫沢エミのプロフィール
まずは猫沢エミさんのプロフィールについて調べてみました。
出典:https://twitter.com/necozawaemi
生年月日 1970年4月14日(51歳)
出身地 福島県白河市
担当楽器 ボーカル, パーカッション
活動期間 1995年-
猫沢エミさん、もちろんこちらは芸名です。
本名は別のお名前があるのですが、調べてみたのですがちょっとわからなかったです。
そのかわりですが、本人の昔のブログに若い頃の話が出ていました。
90年代、渋谷系と言われる音楽の全盛期。そのバンドは日本を飛び越え、世界を舞台にロックしていた。
その頃の私と言えば、`猫沢エミ´などという、売れない少女漫画家みたいな名前と共に、クラシック・現代音楽とジャズという経歴をほぼ無視されたポップス歌手としての曲作りを強要され、本名の自分と芸名の自分が解離するジレンマに悶えていた。
出典:http://necozawa.seesaa.net/article/199421672.html
猫沢エミさんは、90年代の渋谷系全盛期の時代にポップ歌手としてデビューしていたのですね。
当時はKinKi Kidsの人気番組「ラブラブ愛してる」のバックバンドである「Love Love All Stars」にもバックコーラスとして参加をするくらいその実力は折り紙付きだったんです。Love Love All Starsはその道の一流のアーティストだらけでしたもんね。
ですが、猫沢エミさんは実は打楽器が専門。
洗足学園大学打楽器専攻科に進学しているくらいのパーカッショニスト。
それなのに、ポップス歌手としての曲作りを「強要」されていたというなんとも辛い時代を過ごしていたんだなぁと思える話です。
でも一番びっくりしたのが、この40歳のころのブログですが、この書き出しのかっこよさというか、文章のうまさです。
まるで小説の書き出しのように、一気に引き込まれる文体ですよね。
ブログの文章のレベルをはるかに超えている気がします。
実は、猫沢エミさんはミュージシャンとしての活動から、30代に入ると自分で会社を立ち上げ、2002年にはパリにその拠点を移します。
そして音楽活動以外にも、映画の解説やコラムなどを書いたりしていました。
そして2007年には、フランスに特化したフランコ・ジャポネフリーペーパー‘Bonzour Japon’の編集長として活躍。
などなど、文章を使ったお仕事がメインとなりつつあるんですよね。
当然書籍も出版されています。
猫沢エミの書籍
そんな猫沢エミさんの書籍でいま一番大人気なのがこちらの「ねこしき」。
書籍の帯を見ると石田ゆり子さんも大絶賛というのがわかります。
どんな内容かというと、こちらです。
猫と食を愛する人生を豊かに生きたいすべての方へ。
●「猫のように」しなやかに「猫沢式」に人生を豊かに生きるためのヒントが満載、読むレシピ本です●
SNSでフォロワー急増人気沸騰中、業界にもファンが多い猫沢エミによる「#猫沢飯」が一冊になります。
同居する3猫との出会いや彼らとの暮らし、立て続けに看取った両親や家族との関係、仕事のこと恋愛のこと…etc.
ドラマチックな人生の節目も平凡な日常も、どんな時だってお腹は減るし私たちは食事をする。
最低どん底に凹んだときに食べたいもの、何を食べて立ち上がるのか、そして自分で自分を幸せにするためにはどうすればいいのか。
ちょうど半世紀を生きて人生の後半を迎えた女性が、健やかに軽やかにより良く生きていくためにこしらえる、
「生活料理人」な著者による普段の食のレシピをお伝えします。食べることは命をいただくこと、生きること。
同時に食べ物は「消えもの」、そして私たち人間だって「消えもの」。出典:https://www.amazon.co.jp/
生活料理人である猫沢エミさんが、普段の生活から両親や家族のこと、仕事や恋愛のことなどを語りつつ日々のレシピを公開している書籍となっています。
本当に文章が上手なので、ひきこまれるんですよね。
さきほど40歳の頃のブログの書き出しもそうでしたが、こちらは2014年のブログの内容なのですが、無料で読んでいいのかって思うくらい面白いです。
今朝はマンションの消防点検中にエラーが生じて、全館のガスが午前中いっぱい止まるという珍事があった。ガスと言えば思い出さないわけにはいかない憂鬱な記憶が多々ある。Mixi日記時代から私のブログをご覧になっている方や、近しい友達には再読感の強い話で恐縮なのだけど、自分の記憶メモとしてもここに記しておきたい。
私が生まれた昭和40年代、我が家にはお風呂がなかった。
貧しくて…という経済的な理由からではなく、ただ単に「作り忘れたのだ。」と後に父は語っている。
忘れる?風呂を?なぜ?!
と思われるかもしれないが、あの家の人ならば風呂を作り忘れるくらい朝飯前だということは、「毛考」をお読み頂ければあっという間にご理解できよう。
実家は1階で商売を営んでおり、店鋪併用住宅という店鋪が最優先に作られた実におかしな間取りをしていた。
当時、まだうちの田舎では珍しかった鉄筋コンクリート3階建て。
3階にはBBQもできそうな広いベランダが作られた。そのベランダの一角に、ある日突然風呂場が出来た。
祖父母の寝室の横に設えられた先祖代々の写真がずらりと並ぶ仏間に、トイレと風呂場が無理矢理とってつけたように作られてしまった結果、巨大な仏壇がそびえる仏間が自動的に脱衣室とならざるを得ず、鈴(仏壇にあるちーんという鐘)を巨大にした磬子(けいす)は脱衣籠に成り果てた。
マリー・アントワネットはオーストリアからフランスへ腰入りする際、糸一本すらオーストリアのものをまとってはいけないと、国境近くの川縁でパンツまではぎ取られて素っ裸にされた逸話が有名だけれども、「アントワネットもこんな気持ちだったのかも…」と、毎晩仏さまの前で一糸まとわぬ姿になりながら、子供心に一方的な親近感を覚えたのは言うまでもない。
出典:http://necozawa.seesaa.net/article/199421672.html
エピソードも面白いし、それを見つめる視線もひたすら面白い。
マリーアントワネットに親近感を覚えたなんてすらすらと文章としてでてくるなんてその才能に嫉妬w
このときから7年という月日がたち、その文章はさらに磨きがかかっています。
ご自身のご両親の死を経験したりするなど、結構つらい話も多いのですけど、悲しいという一言で終わらせるのではなく、猫沢エミさんならではの日常を切り抜く視点や人生の見つめ方が同世代や同性の方々に人気を呼んでいるようですね。
この本にも猫が登場しますが、愛猫との日々が綴られていますし、芸名も猫沢だし、よっぽど猫が好きなのね。
と思いますよね。
猫沢エミは猫アレルギー
ですが、猫沢エミさん、なんと驚くことに、猫アレルギーなんです。
春一番で花粉がすごい。猫アレ対策でここ何年もアレグラを飲んでますが、最近薬局でも買えるようになったよね。パイロットが唯一飲める、眠くならないアレルギー薬。しかし値段がちょと高い。薬剤師さんに聞いたら、市販で買うより処方箋の方がぐんと安いそうです。でも緊急時にお店で買えるのはナイス
— 猫沢エミ (@necozawaemi) March 2, 2013
@asahimiho そうなのです。猫沢なのに、猫飼ってるのに、猫アレルギー!私の場合、アレルギーだから猫飼わないんじゃなくて、猫飼いたいからアレルギーをなんとかすることにしてます♡
— 猫沢エミ (@necozawaemi) March 2, 2013
猫が大好きで、猫飼いたいのに、猫アレルギーだなんて。。。
でもそれでも猫を飼いたいのでアレルギーの薬を飲んでいるんだそうですよ。
周りに猫好きの人は多いですが、猫アレルギーという人はいなかったので、結構驚きです。
そんな猫との日々、猫アレルギーの話がのっているのはこちらの書籍。
猫と生きる
です。
猫(アレルギー)と生きる
ですけどね、ほんとはwww
猫沢エミの結婚した旦那・夫は
猫沢エミさんですが、現在は独身のようです。
ただ過去には一緒に会社を立ち上げ、フランスのパリに一緒に拠点を移すなど一緒に過ごしたパートナー、元彼がいたそうです。
現在はその彼とはお別れをしているそうですが、いい友人関係になったりしているようですね。
結婚はされていないのかな?
なのでお子さんもいらっしゃらないのではないかなと思います。
ちなみに猫は3匹飼っていたそうですが、現在そのうちの1匹がお亡くなりになってしまったそうです。
猫沢エミの評判
さきほど猫沢エミさんの書籍「ねこしき」の帯に石田ゆり子さんが筆を寄せているのをご紹介しましたが、石田ゆり子さんは猫沢エミさんの家に遊びにいくほどの仲のようです。
こちら猫沢イオというエミさんの家の猫ちゃんです。
石田ゆり子さんも猫にかなりハマってしまっているようで、もう目尻がさがりまくっていますね。
実はこの猫沢イオちゃんはその後お亡くなりになってしまいました。
きっと石田ゆり子さんも悲しんだでしょうね。。。
こんな感じで著名人、芸能界でも猫沢エミさんのファンは多いようです。
女性としての生き方もそうですが、やはり文章が上手ですよね。
ユーモアのセンスもあるし、お料理も上手だし。
これはお友達になりたい。
おうちに遊びに行きたい!!
ってなりますよね。
最後に
今回、猫沢エミさんについて調べてみました。
猫沢エミさん、もともとミュージシャンですけど今は文筆家として活躍されていること。
ミュージシャン時代(いまも?)は渋谷系でポップス歌手だったこと。
猫が大好きで「ねこしき」という書籍を書いているけど、猫アレルギーだということ。
石田ゆり子さんをはじめ芸能界でも人気だということ。
調べてみると、本当に魅力的な女性だということがわかりました。
特に文章が本当に面白い。
ねこしきは買って読むべし!と思いましたね。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
その他の気になる関連記事は下をスクロールしてね!