NHKの朝の番組「あさイチ」ですが、朝ドラをみるようになって、ドラマが終わった後の博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーの絡みが面白くてついつい続けてみてしまいます。
特に朝ドラの感想を三人でキャッキャ言い合うのが結構好きです。
時にはシリアスな展開だったり(戦争の悲劇だったり、最愛の人との死別)しても、三人のコメントで救われることが何度もあったと思います。
今回、ゲストでカムカムエヴリバディで音楽を担当されている作曲家の金子隆博さんが出演されます。
金子隆博さんという名前を知らない方でも、米米クラブのサックス担当をされていた方だといえば思い出す方も多いかもですね。
そうカムカムエヴリバディでオダギリジョーが演じている大月錠一郎との共通点として、同じ楽器演奏をされていたんですね。
そして他にも錠一郎と金子隆博さんには共通点があります。
実は金子隆博さんも錠一郎と同様に職業性ジストニアという病気を発症し、突然サックスを吹くことができなくなってしまったんです。
金子隆博さんがサックスを吹くことができなくなってしまった職業性ジストニアという病気とは一体どういう病気なのか、金子隆博さんは現在何をされているのか?ご結婚はされているのかなど気になったので調べてみました。
早速行ってみましょう!
金子隆博のプロフィール
まずは金子隆博さんの簡単なプロフィールからご紹介です。
出典:https://mobile.twitter.com/suecreamsue375
本名 金子隆博(かねこたかひろ)
別名 フラッシュ金子
生誕 1964年3月22日
出身地 千葉県
学歴 日本大学理工学部中退
さきにご紹介しましたが、金子隆博さんといえば米米クラブでサックスを担当していた方!!
音楽との出会いは幼稚園。幼稚園のピアノ教室に通っていましたが、ヒステリックな先生に合わずすぐに辞めてしまったそうです。
ですが、小学校5年生で音楽の教師としてやってきた先生に音楽の楽しさを教えてもらえ、ギターやトランペットをまた習い始めます。
そこからかなり音楽にのめり込んでいくのですが、中学時代にはもうバンドを結成し活動を始めています。
そして高校生になってブラスバンド部に入部、そこではじめてサックスに出会い、ロックバンドをやりながらサックスの練習を続けていたそうです。
一時期は本気で音大への進学を考えていたみたいですが、進学されたのは日本大学理工学部。
音楽好きの方なので文系志向かと思いきや、なんと理系だったのですね。
1984年、つまり20歳のときには、はやくも「ストリートファイターズ」というホーンセクションを結成し、米米クラブのライブなどでサポートメンバーとして活躍。
その後1986年に正式に米米クラブに加入。
米米クラブは1982年に結成されて、1985年に「I CAN BE」でレコードデビュー。
なので金子さんが米米クラブに正式に加入したのはかなり初期の頃と言えますね。
1986年はあの名曲「Shake hip!」のリリースがあった年です。
金子さんはこちらのMVには登場しませんが、サクソフォーンのメロディーが特徴的でいかにも米米クラブという感じの曲ですよね。
米米クラブに加入後は、米米クラブの楽曲の作曲やアレンジを担当されていました。
1997年に米米クラブは解散(のち復活)しますが、その後も、金子隆博さんは活動をしていて、「BIG HORNS BEE」という名前でホーンセクションの活動をしたり、他のアーティストに楽曲提供をおこなったりと幅広い活躍をされています。
— MINAKO (@suecreamsue375) September 10, 2020
平井堅さんや中島美嘉さん、大塚愛さん、一青窈さん、角松敏生さん、ゴスペラーズさん、柴咲コウさん、スガシカオさんなど名だたるアーティストばかりですよ。
そして2001年からはドラマや映画の音楽も担当されるようになっています。
そして2021年NHK朝のテレビ小説「カムカムエヴリバディ」の音楽も。
音楽好きのロック少年がスターダムにのしあがっていき、音楽の才能とともに活動の幅を広げて行っている感じですね。
金子隆博の病気とは?
ですがそんな順風満帆な人生を歩んでいるようにみえる金子隆博さんですが、現在サックスは吹いていません。
吹けなくなってしまったんです。
2005年に発症したその病気は
職業性ジストニアまたは局所性ジストニア
という難病です。
まさにカムカムエヴリバディのオダギリジョーが演じる大月錠一郎と同じような症状が起きてしまったのです。
サックスを吹こうとすると筋肉が萎縮してうまく弾くことができない。
錠一郎はトランペットを吹こうとするとうまく吹くことができない。
局所性ジストニア、職業性ジストニアとは?
局所性ジストニア、職業性ジストニアとはどういった病気なのでしょうか?
これは筋肉の病気ではなく、神経、脳の病気だと言われています。
特に音楽家に多く発症する病気で、正確な動きを繰り返しおこなうことでのストレスが主な発症原因と言われているそうです。
ピアノを弾こうとすると指がうまく動かせなくなり、リズムが保てないなどの症状が現れます。
ピアニストの他にはドラマーの方にも発症されるケースが多いようです。
金子隆博さん以外にも著名な音楽家の方が発症を公表されていました。
熊谷徳明(元カシオペア・TRIX) – ドラマ
小渕健太郎(コブクロ) – 歌手、ギタリスト
白鳥雪之丞(氣志團) – ドラマー
高屋奈月 – 漫画家
田中義人 – ギタリスト
山口智史(RADWIMPS)- ドラマー
庄村聡泰(元[Alexandros]) – ドラマー
田島智之(元Aqua Timez)- ドラマー
山田晃子 – ヴァイオリニスト
鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)
最後の鬼龍院翔さんはエアバンドじゃないかーというツッコミがありそうですが、鬼龍院翔さんは声帯のジストニアだそうです。
ですが現在は完治して活動を再開されています。
局所性ジストニアになっても、治療によって復帰をされている方もいるそうなのですが、基本的にはかなり難しい病気なのだそうです。
金子隆博さんは、現在はサックスは完全にお休みして、主にキーボードで音楽活動を続けています。
しかし不思議な病気ですよね。
サックスは吹けないけど、ピアノとかは弾けるのですから。
もしかするとカムカムエヴリバディでも錠一郎がトランペット以外でまた音楽を始めたりする展開はあるかもしれませんね。
いまからそのシーンを思い描くとちょっとウルウルしてしまいます。
結婚した嫁・妻は?
金子隆博さんは、現在、結婚をされています。
これも有名な話なのですが、米米クラブ、ボーカルの石井竜也さんの実の妹であるMINAKOさんと結婚されているんです。
MINAKOさんは漢字では美奈子と書きます。
金子隆博さんは本名なので、奥様のお名前は
金子美奈子
さんですね。
明日のコマラジ、マンデースペシャルナイトは急遽忙しすぎる金子先生にかわり、私がパーソナリティーを務めさせといただきます。皆さんのメッセージお待ちしています🙇よろしくお願いいたします😆 pic.twitter.com/ASrF8Gi4T6
— MINAKO (@suecreamsue375) August 2, 2020
MINAKOさんも米米クラブのメンバーで、ダンサーとして、また振り付け担当として活躍していました。
つまり
職場結婚
ですwww
ファンの方はかなりショックだったかもしれませんが、、、若い二人(しかもイケメンと美女)が長い間一緒に活動していたら、そりゃ職場結婚のひとつやふたつしょうがないですよね。
結婚されたときはかなりのファンが泣いたらしいですが、ある意味同じグループ内での結婚は良かったのではないかという気もします。
というのもその後の流れが胸熱なんです。
二人が結婚したのは1992年。
この二人の結婚を祝うために米米クラブは1つの楽曲を発表します。
それがこちら
米米クラブの大ヒット曲の「君がいるだけで」です。
二人の結婚はメンバーからも祝福されていたということですね。
しかも石井竜也、カールスモーキー石井さんの実の妹との結婚ですからね。
これは盛大に祝わないとならないって感じだったんでしょうね。
しかもこの曲本当に大ヒットしたので、二人の結婚が結果的にメンバー全員を潤したと言っても過言じゃないかもしれません。
売上枚数289.5万枚。
現時点でも米米CLUB最大のヒットシングルになっています。
そして第34回日本レコード大賞ポップス・ロック部門大賞も受賞!!
日本国中から二人の結婚が祝われたということです!!
なんて熱い展開。
最後に
今回、「あさイチ」に出演される金子隆博さんについて調べてみました。
金子隆博さんはカムカムエヴリバディの音楽を担当されているとは知っていましたが、まさか局所性ジストニアという難病になられていたとは知りませんでした。
ですが音楽への情熱は枯れず、今でもキーボードを使っての音楽活動を続けているのは、錠一郎と比べるとえらいな、しっかりしているなという気がしちゃいますね。
錠一郎はトランペットを置いてから、なんか全然仕事していないように見えるんですよね。
お店のオープン時には回転焼きを焼いてみたり、店番をしてみたりしていたのですが、まったく戦力にならずという状態でしたが、もしやいまでもまだ何もしていないとか。。。
るいちゃん一人で家計を支えているということなのかと思うと、金子隆博さんと同じようにもっとちゃんとしてと言いたくなってしまいますよね。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
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