ジャニーズ事務所のタレントが出演する、関係する仕事を業界では「ジャニーズ案件」というらしく、そのジャニーズ案件は他の仕事よりも気を遣う、大変というのが業界での常識になっているようです。

以前からこのジャニーズ案件の不思議さやジャニーズへの忖度が話題になることがありました。

たとえば元SMAPのメンバー、稲垣吾郎、香取慎吾、草彅剛がジャニーズを退所し三人での活動を開始したところ、多くのテレビ、雑誌、映画、イベントでその活動を妨げられるような出来事があり、公正取引委員会からジャニーズ事務所がが注意を受けるということが実際にありました。

過去にあったジャニーズ案件、ジャニーズへの忖度が明るみになった事件などをまとめてみました。

 

早速行ってみましょう!

元SMAPメンバーの問題

まずはジャニーズ事務所が元SMAPのメンバーの活動を妨害していたと思われる事件についてまとめてみます。

2016年末に当時大人気だったジャニーズのグループ「SMAP」が解散をします。

メンバーのうち、草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾の3名はジャニーズ事務所を退所。

三人は「新しい地図」という新たなグループを作り、すぐに活動を再開しています。

ですが、それまであれだけテレビ、映画、雑誌に登場していた三人が、それっきりパッタリとメディアから姿を消してしまいます。

ファンからは「おかしい」「絶対にジャニーズが裏から手を回して活動を邪魔している」という意見が多く寄せられていました。

その後、2019年7月に公正取引委員会からジャニーズ事務所に元SMAPメンバー三人の活動を妨害している疑惑があるとして、注意をされるという事態に発展します。

このときジャニーズ事務所からは「そんな事実はない」とはっきりと否定コメントが発表されています。

こちらの声明はいまでもネット上でみることができます。

https://www.johnny-associates.co.jp/news/info-204/

弊社が公正取引委員会より独占禁止法違反につながるおそれがあるとして注意を受けたとされる報道につきましてご報告申し上げます。

弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません。

とはいえ、このような当局からの調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいと思います

こちらの声明の真偽は不明ですが、公正取引委員会が動くというのは、それなりの重要な案件、証拠がないと動かないと考えられます。

誰からがこのような状況を見据えて、公正取引委員会に訴える。

内容を確認し、真偽の程を調査する。

その内容があまりに問題と考えられるような事態の場合に、はじめて注意がされる。

というのが一般的な話だと思いますので、

ジャニーズ事務所が実際にテレビ局に圧力をかけた事実はない

かもしれないですが、

テレビ局が不自然に三人を不当に扱っている

という事実はあったのだと考えるのが自然ですね。

たとえばジャニーズ事務所が元SMAPを出演させるなとは言わなくても、元SMAPのメンバーが出演するならうちの所属タレントは共演できないと言った場合、圧力はかけていないと本人たちは言うかもしれません。

ですがテレビ局側からしたら、共演NGというのは元SMAPメンバーを使うなと言っているのと等しい内容と受け取れるはずです。

またこういったジャニーズ事務所の所属タレントに依存した体質というのがテレビ局側には存在しているのも事実のようです。

ジャニーズ事務所のタレントが冠になっている番組は非常に多いです。

またそれらの視聴率が高いというのもあります。

そのためテレビ局だけでなく、スポンサーも含めてジャニーズに「気を遣う」体質というのがあるのだそうです。

その結果、この2019年の事件は、深く追及されることなく、淡々とニュースが読み上げられて深い議論もなく終了してしまいました。

“圧力”に対する解釈の問題があるのは、テレビ局も同じ。前述したような不自然な状況があるにもかかわらず、「圧力はない」「忖度していない」という姿勢は通用せず、ジャニーズ同様に今回の報道に対する説明責任があります。

しかし、説明どころか、この報道を扱う番組が少なく、扱ったとしても淡々と読み上げるストレートニュースのみ。ふだんはさんざん司会者とコメンテーターたちがコメントをぶつけ合うワイドショーも、この報道に関してはそんなシーンは見られませんでした。他業界のニュースには言いたい放題なのに、自らの業界に関しては口をつぐんでいるのです。

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/293050?page=4

このとき有耶無耶になってしまった責任の所在、悪しき業界慣習の是非が結局尾をひいたまま、実はまだ続いているという衝撃のニュースが2022年になってわかりました。

HYの主題歌が消えた

2016年のジャニーズ事務所退所から5年が経過した2021年。

そう5年ですよ。

それほどの長い時間がたっても、まだ元SMAPのメンバー三人が「辞めジャニ外し」と呼ばれるような理不尽な処遇になっているというニュースがありました。

2021年1月から開始された香取慎吾さんの主演ドラマでその事件がありました。

香取慎吾さんが「新しい地図」として再始動して初めて主演した連続ドラマで、テレビ東京系で放送された『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』で、当初主題歌を担当することが決まっていた「HY」が降板することになったのです。

なんとその降板にいたる経緯が関係者のメールの流出で明らかになったのです。

HYはユニバーサルミュージックの所属なのですが、そのユニバーサルミュージック執行役員が社内の邦楽の責任者あてに送ったメールだそうです。

邦楽MD各位

 お疲れ様です。

 大変デリケートな話をさせて頂きます。

 来年1月クールのテレビ東京で香取慎吾が主演のドラマがあります。

 エンドソングをHYと言う事で事務所がテレビ東京とほぼ決で話を進めていたのですが、ジャニーズと弊社との関係性を鑑み、今回HYには辞退して頂く事となりました。

 この枠に関しては、申し訳ないですが、手を付けずにお願い出来たらと思います。

 今後、辞めジャニ案件が更に出て来ると思いますが、都度慎重に対応させて頂けたらと思います。

 この旨ご理解の程どうぞよろしくお願いいたします。

出典:https://bunshun.jp/articles/-/51846?page=2

ユニバーサルの執行役員が、HYにはジャニーズとの関係性を鑑みて辞退させたとありますね。

ジャニーズとの関係性って。。。

こちらは当然、ジャニーズ事務所が気分を悪くするだろうから、うちのタレントを使わないようにしようってことですよね。

これが忖度と言わずなんなんでしょう。

実際に、こういった話は他にもあると記事ではあります。

退所したタレントに対するジャニーズ事務所からの“圧力”については、これまでもたびたび取沙汰されてきました。ジャニーズには人気タレントがたくさんいますから、『辞めたタレントを使うなら、ウチのタレントは出しませんよ』というやり方が可能なんです。それを怖れて、テレビ局などオファーする側が自ら“忖度”する例も数多くあると言われています。

 実際に、2020年6月に退所した元NEWSの手越祐也が自身のYouTubeチャンネルで、独立後の仕事について『(オファーされた仕事が)消えるのよね』『仕事自体がどっかいっちゃうということもあれば、共演者がどっかいくというのもある』と明かしたこともありました

出典:https://bunshun.jp/articles/-/51846?page=2

元NEWSの手越祐也も同じような目に合っていると言うことです。

たしかに世界の果てまでイッテQでレギュラー出演していた人気者が一切テレビで見なくなりましたね。

そしてこのメールの流出事件も、ワイドショーなどでは取り上げられることなくスルーされています。

BTSよりランキングが上?

TBSで放送されているCDTV(カウントダウンTV)ですが、毎回「独自の」集計による人気曲のランキングを発表している番組です。

多くのタレント、歌手が登場しライブで曲を歌い番組を盛り上げると言うものです。

この独自のランキングはたびたび物議を醸し出しています。

2020年10月のランキングでは、当時鬼滅の刃の映画主題歌で圧倒的な人気だったLiSAの「炎(ほむら)」を押さえて、ジャニーズのSnow Manの新曲「KISSIN’MY LIPS」が第1位。

2021年8月のランキングでは当時人気代絶頂だったBTSを押さえてSixTONESが第1位。

ちなみに「BTS」の『Permission to Dance』は、9月1日に発表された「日本オリコン週間ストリーミングランキング」で1位を獲得し、累計再生数も1億回を目前に控えている模様。そんな勢いのある楽曲に、「SixTONES」はどうして勝てたのだろうか…。

出典:https://myjitsu.jp/archives/302919

当然、このカウントダウンTVもジャニーズのタレントがライブ出演してくれることで視聴率を稼いでいる番組。

そもそもジャニーズをランクインさせないとライブ出演が減るのですから、ランキング上位に入れないと番組が成立しません。

またジャニーズ事務所の人気グループですから、ランキング発表とともにスケジュールを抑えることなんてできるわけがないので、当然ランキングは出来レース。

新曲のスケジュールを見ながら、出演するアイドルグループとの調整をおこない、ランキングは後からついてくると言うのが実態なのではないでしょうか?

ジャニーズ擁護の意見も

さてここまで、ジャニーズ忖度や辞めジャニ外しと言われるような問題についてまとめてみました。

ジャニーズ退所後、思うように活動できていないタレントさん、俳優さんは非常に多いです。

赤西仁

錦戸亮

手越祐也

渋谷すばる

などが頭に思い浮かびます。

特に俳優として、アイドルとして人気のあった錦戸亮さんが一気に露出が減っているなと言うのは非常に驚きです。


出典:https://www.youtube.com/c/ryonishikido

Youtubeチャンネルもありますが、現在登録者数は17.5万人。

結構な人数だと思いますが、あれほど人気のあったアイドルとしては少し微妙な数字な気もします。

テレビでの露出が減っているから数字が伸びないのか、それともこれが実力?

ちなみにBTSを押さえて2020年8月のランキング1位のSixTONESは149万人!!


出典:https://www.youtube.com/c/SixTONES_official

錦戸亮さんのおよそ9倍ほど。

さすがBTSを押さえてのランキング1位をとるだけはありますね(いやほんとに)。

ファン心理として「ジャニーズにいる◯◯が好き」というのがもしかするとあるのかもしれませんね。

よく女の子同士の会話でも「ジャニーズで誰が好き?」とか言いますものね。

ネットで調べてみると、ジャニーズ忖度や辞めジャニ外しの件で、ジャニーズ擁護派の意見としては、そもそもジャニーズ辞めたタレントにタレントとしての魅力がないからだという意見が多いです。

・そもそも今までのテレビ出演もジャニーズに忖度して出演させていたということで、ジャニーズを辞めたらあまり価値がない

・ジャニーズを忖度しているわけではなく、ジャニーズじゃないタレントに世間の興味がないので使われない

このような意見があることも事実。

今回のジャニーズ忖度、辞めジャニ案件というのは、複合的な要素がありそうな気がしています。

ないことはない、ただすべてではないという感じでしょうか?

また新しい地図の3名の露出が減っている件は、新しい地図の3名のマネージャが実はジャニーズ時代から横柄な態度をとっていたため、ジャニーズを辞めた後、関係者から煙たがられているというような話も出ていました。

事実のほどはわかりませんが、とはいえ、ユニバーサルミュージックのメールの件もありますので、それが全てではないとは言えるのではないでしょうか?

最後に

今回、ジャニーズ忖度、辞めジャニ案件と思われる出来事などをまとめてみました。

ジャニーズ事務所所属のアイドルグループが人気があるのは事実。

嵐が解散しても次から次へと新しいアイドルグループが出てきてその地位は揺らがないというのが現状に日本のエンタメ業界。

これからもまだまだこういった事件や出来事は続くのではないかと思います。

また不思議なランキングなどあればぜひコメント欄にでも連絡いただけると助かります!!

ちなみに管理人が一番好きなジャニーズはダントツ大橋和也くんです!!

大橋和也がいちごエプロンで放送事故レベルの評判に。可愛過ぎてトレンド入り【あさイチ】

 

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

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