世界的なジャーナリストとして有名な広河隆一さんが、なんと女性に対して性的な暴力をおこなっていたと告発されて話題になっています。
この広河隆一さんは、「人権派ジャーナリスト」と呼ばれ、立場的に弱い人達に焦点を合わせ社会問題として世に訴える、いわば弱者の味方だったわけです。
そんな人が女性にレイプまがいのことや、ヌード写真を強要したというようなことがあったというので驚きを隠せないですよね。
一体どんなことがあったのか、そしてそれは本当なのか?広河隆一さんはどう弁解しているのかなど調べてみました。
早速行ってみましょう。
Contents(目次)
広河隆一のプロフィール
— 広河隆一 (@RyuichiHirokawa) 2018年10月27日
誕生日 1943年9月5日(75歳)
国籍 日本
別名 廣河隆一
最終学歴 早稲田大学教育学部
職業 フォトジャーナリスト、戦場カメラマン、政治活動家
若い頃からイスラエルなどに渡航し、中東の戦争の状況を伝える報道カメラマン、戦場カメラマンとして活躍。
パレスチナやイスラエルといった中等問題の専門家でもあり、著書も非常に多いです。
またチェルノブイリの原子力発電所の爆発事故についても精力的に取材活動をしていて、こちらも多くの著書を出しています。
報道だけでなく援助活動にも力をいれています。
「チェルノブイリ子ども基金」代表(設立時)、パレスチナの子どもの里親運動顧問を務めていますね。
受賞歴もすごくて、多くのジャーナリズム関係の賞を受賞しています。
文春の報道
まずはこちらの記事を御覧ください。
チェルノブイリ原発事故、薬害エイズ問題などに取り組み、常に被害者の側に立ってきた人権派フォトジャーナリストとして世界的に知られる広河隆一氏(75)に、職場の女性へのセックス要求、ヌード撮影、セクハラなどの疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。
出典:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6308015
え。。。。言葉が出ないレベルなんですけど。
しかもこれ一人や二人という話ではなく、なんと告発している人だけで7人もいるそうです。
広河氏による性被害を訴えた女性のうちの一人は、編集部でアルバイトをしていたある日、広河氏に、「キミは写真が下手だから僕が教えてあげる」と言われ、指定の日時にホテルに来るよう指示されたという。ホテルの部屋に足を踏み入れた途端、ベッドへ連れて行かれ、恐怖で言葉を発せず、抵抗できないうちに関係を持たされたと証言している。
出典:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6308015
これって、自分の立場を利用して、Noと言えない状況を作り出し、無理やり行為に至っていると思えるんですが、この告発内容に対して、広河隆一さんのコメントがこちらです。
広河氏を直撃すると、「望まない人間を僕は無理やりホテルに連れて行きません」「断る間もなくそんなことができるなんて、普通ありえないですよ」「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、僕は職を利用したつもりはない」などと反論した。
出典:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6308015
「僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、僕は職を利用したつもりはない」
って本気ですか?!
大体この手の事件がある度に、皆さん同じこと言いますよね。
合意の上だったと。
でも逆にこういう人たちがパワハラ問題とかを追求するときには、必ず本人が断ることができないような状況下で行われたことで無言の圧力や断ったらもっとひどいことがあるのではないかという恐怖があったというようなことを言うわけですよね。
なぜそれが自分の場合には、いやそれ自分の魅力なんで、てへぺろってできるんでしょうね?
人権、人権といいつつ自分の場合にはその人権意識が非常にひくいと思わざるを得ないですよね。
仮に10000万歩譲って、そうであったとしても、仕事関係の女性とそんな何人もと関係を持つなんてどうかしてますよね?
広河隆一さん結婚もされているんですよ。
広河隆一の評判
こんな投稿がtwitterにありました。
広河氏に取材しDAYS JAPANにも寄稿した何年も前、関係者に「これ以上は関与しない方がいい」と言われたのを思い出す。昔から気づいてた人はいたのだろう。人権派界隈のハラスメントや暴力は表に出づらくより深刻。「(女性は)僕に魅力を感じたり憧れたりしていた」という勘違いコメントが色々物語る。 https://t.co/TpHfwHQeqZ
— Erika Toh (藤えりか) (@erika_asahi) 2018年12月26日
藤えりかさんて、朝日新聞の記者の方ですよね。
この方が過去に広河隆一さんの取材をおこなったときに、関係者にこれ以上広河隆一さんにかかわらないほうがいいって言われたって言うんですよ。
数年前ってことはかなり最近の話ですよね。
広河隆一さんの今回の告発騒ぎは広河隆一さんが若い頃の話なのかと思いきや、最近の話なんですかね。
現在広河隆一さんは75歳ですよ。
どんだけ現役なんだ、広河隆一さんという感じです。。。うーん、75歳のおじいちゃんに魅力を感じでホテルに行ってしまう人っているんだろうか。広河隆一さんのコメントの信憑性がかなり怪しいですよね。
また藤えりかさんが指摘するように加害者が「人権派」だと問題が明るみに出にくいという構図があるようです。
これについてもコメントされていました。
いえいえもちろんおっしゃる通りですし、だからダメだ何もできないという意味ではないです。加害者が一見「人権派」だと、被害を訴えても周囲に信じてもらいづらい、被害者もより躊躇してしまう状況が長く続いてきた現状は実際あり、だからこの件も表沙汰になるまで時間がかかったのだろうと感じます。
— Erika Toh (藤えりか) (@erika_asahi) 2018年12月26日
相手が人権派だと告発したところで、あの人がそんな馬鹿なことするわけ無いだろう、売名狙いか?と逆に訴えたほうに非難が来てしまいそうですものね。
そういう意味で2重にも3重にも許せない行為です。
勘違いをして相手に嫌なことを強要
↓
相手が何も言わない(言えない状況)
↓
相手が同意したと勘違い
↓
俺、モテると勘違い
↓
別の女性にも同じことをする
この繰り返しが延々と続いていたということですかね。。。
かなりクロっぽい?
他にも今回の告発を事実だと認定する人たちが続いています。
メディアにおけるセクハラを考える会の谷口真由美さんが自身のfacebookで相当長文の非難をしています。
このように、人権派のフォトジャーナリストを標榜していた人が、身近にいる女性の存在、そして人権をあまりに軽んじてきたこと、「私に魅力があるから彼女たちがホテルまでついてきた」、それにより「同意があった」と主張するのは到底看過することができません。私たちがこれまでメディア関係者の被害の聞き取りを進めてきた中で、メディアにおけるセクハラが、仕事の性質により、ホテルなどの密室を利用して、呼び出されたら行かなければならないという慣習を利用して行われていることが明らかになりました。それは広河氏がセクハラを行った状況と、見事に合致しています。
他にもたくさんの方が、広河隆一さんに非難の声を上げています。
志葉も広河隆一さんは、本当に、とても尊敬しているのですが、関係者に話を聞くと、どうやら文春の記事内容は事実のようです。潔く関係者への謝罪等、相応の責任をとっていただければ幸いです。 https://t.co/zEmsmlGy6C
— 志葉玲 (@reishiva) 2018年12月25日
こんなに告発の後に、それを事実認定するような投稿が多いパターンも珍しいですよね。
疑わしきは罰せずではなく、皆がこれは事実なんでーというあたり、実は前から噂になっていた問題だったのかもしれませんね。
最後に
今回、告発された広河隆一さん。そしてその内容がひどすぎる件。
それをすぐに事実認定する人権派の人たち。
これいろいろな問題がありますよね。当然広河隆一さんの行為が事実であれば一番の問題は広河隆一さんにありますが、それを今まで見て見ぬふりをしてきた人権派の人たちがいたとするとそれも同様に断罪されるべき問題なのではないかという気がしてなりません。
普段、弱者の味方として活動されている方だからこそ、大物人権派のひとを自分たちが告発できなかったという事実をかえりみていただきたいと思います。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
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