自民党の平沼勝栄衆議院議員の発言がLGBTへの差別発言をしたと大炎上しているようです。
少子化問題の中で不適切な発言があったというのです。
自民党のLGBTへの不適切な発言と言えば以前も「生産性がない」というような発言があったりしましたよね。
今回は一体どんな発言があったのか?周りの反応についてもまとめてみました。
早速行ってみましょう。
Contents(目次)
平沼勝栄の問題発言
実はフィギュアスケートの選手には同性愛者が多いんです。
まずはこちらの記事です。
同性愛者を含む性的少数者いわゆるLGBTについて、自民党の平沢勝栄衆議院議員が「LGBTばかりになったら国はつぶれる」と発言し、今後、波紋を広げることになりそうだ。
自民党の平沢議員は3日、山梨県で開かれた集会であいさつし、「少子化問題」に触れた上で次のように述べた。
自民党・平沢勝栄議員「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ。でもこの人(LGBT)たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」
また、東京の渋谷区や世田谷区が同性婚について証明書を出していることに触れ、「先進区だとか自慢しているが、私にはその考え方はよくわからない」と述べた。
LGBTをめぐる発言では、自民党の杉田水脈議員が去年、LGBTのカップルは「生産性がない」と雑誌に寄稿し、党内外から批判が噴出したこともあり、今回の平沢議員の発言も波紋を広げることになりそうだ。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190104-00000059-nnn-pol
平沼勝栄さんの発言。
「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ。でもこの人(LGBT)たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」
この発言がどんな流れで出てきたのかは全文を確認したいと思っていますが、まだソースがなく未確認ではあります。
ただこの発言がLGBTへの差別発言だということでtwitterなどで大荒れの模様です。
どんな批判が巻き起こっているのか見てみましょう。
平沼勝栄への批判
LGBTへの不勉強や無知を嘆く投稿が多いようです。
草としか言えない。
別にLGBTは「増え」はしないわ
元からそこにいるけど黙ってるだけ。
一定数の割合ずーっといるだけである年は多いとかある年はいない、とかないじゃん?
風邪か何かと勘違いしてるの? https://t.co/yI3eHvjMxA— ヒロキ@活動再開 (@BFFF110213) 2019年1月4日
そもそもLGBTって「なる」もんじゃないと思う。気づくとか、自らを受容するとか、そういう感じでは。趣味とかと違うと思うし。
“LGBTばかりになったら国はつぶれる” #日テレNEWS24 #日テレ #ntv https://t.co/SOH0axJynZ
— おっはー(小原明大) (@ohara1095) 2019年1月4日
他の国では同性婚を合法化している国もあり、そこでは国が滅んでいるのか?という指摘も。
平沢勝栄は少子化問題の文脈で「LGBTばかりになると国が潰れる」という暴論を口にしたみたいですけど、下の地図に示されている同性婚が合法な24ヶ国の何処よりも、日本の合計特殊出生率は低いんですよね。少子化問題の責任は寧ろ雇用破壊で労働者から生活力を奪った自民党にありますよ。 pic.twitter.com/ktQVlPSl1c
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2019年1月4日
平沼勝栄さんが過去に差別問題に関する特命委員会の委員長だったということも。
「LGBTばかりになったら国はつぶれる」と直球のLGBT差別発言をした平沢勝栄だけど、この人って自民党の設置した"差別問題に関する特命委員会"の委員長だったんだぜ…。 pic.twitter.com/O1gcbJ09LT
— 大神ひろし (@ppsh41_1945) 2019年1月4日
平沼勝栄を擁護する意見は
平沼勝栄議員の発言について、何も間違ったことは言っていないと擁護する意見もあるようです。
平沢代議士のおっしゃる事は至極もっともです。何一つ間違っていないと思います。だって子供産めないのは事実だし。なので彼を批判しないで欲しい。
“LGBTばかりになったら国はつぶれる”(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュース https://t.co/HdJ69iJdPU @YahooNewsTopics
— NEO (@SwimNeo) 2019年1月4日
文脈とか知らんけど、「LGBTばかりになったら国は潰れる」について字面だけで言えば、何も間違っていないと思う。
怒っている人は、50年後にどうなるか考えたことがないのだろうか?
もしくは、どうなっていようが知ったことではない、と?
— じゃっどしすてむ (@juddsystem) 2019年1月4日
平沼勝栄議員の発言の字面を見る限りはそのとおりなんだから問題ないだろうという意見ですね。
LGBTばかりになる
↓
子供が産まれない
↓
国が滅ぶ
そのとおりだ!と言うんですね。
問題の本質
平沼勝栄議員の発言を擁護する人たちもいるようですが、今回の問題はどう捉えたらよいのでしょうか?
平沼勝栄議員の発言を問題視している人たちの趣旨を読み解くと
LGBTばかりになる
↓
子供が産まれない
↓
国が滅ぶ
という趣旨の発言をした平沼勝栄議員ですが、これって
海の水に砂糖を溶かす
↓
海が甘くなる
↓
地球が滅ぶ
と言っているのと同じレベルの起こりえない想定の話なのではないかというところです。
LGBTの人たちは「なる」わけではなく、はじめから一定数のレベルでそういう人がいるんだから、そういう人たちも人間として暮らしやすい社会にしてあげるべきだということですよね。
平沼勝栄議員がこのようなありえない、起こりえない事象を引き合いに出してしまうのは、LGBTが病気かなにかだと捉えているフシがあるのではないでしょうか?
発言の根底には、LGBTを病気かなにか、感染したりするような、もしくは不完全な人間として捉えているような側面があるのではないかということが見え隠れしますよね。
今回の問題はLGBTへの不勉強、知識の無さから、なにか忌避するもののように考え、差別をしている、そう思われても仕方がないのではないかと思います。
最後に
自民党議員では過去に杉田水脈議員もLGBTカップルは生産性がないという趣旨の発言をしたとして問題になりました。
今回の騒動は果たしてどうなるのか、LGBTを引き合いに出して少子化問題を語るということがそもそもどうかしていると普通の人は思うと思いますが、今後の展開に注目したいと思います。
LGBTへの不理解が目立つ自民党ですが、かたや立憲民主党からはLGBT活動家の増原裕子さんが出馬するのではという噂ですよね。
大したことない問題だとたかをくくっていると、自民党も足元をすくわれるようなことになるんじゃないでしょうか?
増原裕子(LGBT活動家)妊娠や経歴がヤバイ。現在は勝間和代がパートナーだが東小雪とは離婚。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
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