木曜日放送の「アンビリバボー」に神戸の王子動物園の飼育員であった
亀井一成さんが日本で初めてチンパンジーのチェリーを人工飼育
したことが特集されます。
何でも、亀井飼育員が自身の自宅にまだ幼いチンパンジーを
家族の一員として迎えたわけですから、ただ事ではない
理由があったに違いありません。
しかも、育児中に亀井さんの息子寿久さんは不満爆発で
ブチ切れ状態と、いったいこの一家に何があったんでしょうか?
今回は、その辺の事を徹底検証していきたいと思います。
それでは今回もさっそくピックアップして行きましょう!
目次(コンテンツ)↓↓
1、チンパンジーのチェリーってなに? ページ1
2、亀井一成さんとは? ページ1
3、日本で初めての人工飼育 ぺージ1
4、現在は、剥製も人気! ページ2
5、息子の寿久がぶち切れ!? ページ2
6、最後に ページ2
チンパンジーのチェリーってなに?
1963年に神戸王子動物園にメスとして生まれ、生後わずか
父のジョニーと母マコが育児放棄をしてしまったため
どうするか悩んでいた動物園は、その育て役に
飼育員の亀井一成氏に飼育をお願いしたそうです。
亀井氏は、当園で数多くの動物の世話や飼育を経験してきた
いわば育てのプロであり、輝かしい実績の持ち主でも
あります。
園は、そんな亀井氏の実績を称えチェリーの飼育を
依頼し亀井氏もこれを承諾し、日本で初となる
チンパンジーの人工飼育が始まった瞬間でもありました。
亀井一成さんとは?
- 本名 亀井 一成(かめい いっせい)
- 生まれ 1930年
- 出身 兵庫県
亀井さんは王子動物園の飼育員として1951年に
業務につき、数々の動物飼育を担当してきました。
そして、1996年に定年を迎え退職し2010年に80歳の
年齢でお亡くなりになっていますね。
現役には「おはよう朝日です」にも出演し、地元では名物的な
存在として知名度も高かったため人気がありました。
いつも亀井さんは、
「1日でもいいから長生きしてよ~。」
と入園者の人たちに熱いメッセージを送っていたとされ
その愛情豊かな心には脱帽レベルでありますね。
日本で初めての人工飼育
とは言っても、自分の自宅で動物を飼うなんて全くの
初めての経験でもある亀井氏は、当時かなり大変
だったようで、家族の驚きはもちろん嫁や息子からは
大反対されたようで、懸命の説得によって自宅で飼育
されることが許可されたそうですね。
その後も、愛情を持って優しくチェリーに接する亀井さんの
心がチェリーの心を掴んでいくことになり、
本当の我が子のように、おむつ交換や食事を共にして
いたそうで、亀井さんの出勤の時でもいつも後ろにチェリーを
おんぶして園に通っていたそうですね。
こういうことが積み重なって、ついにはチェリーも心を
開き自分でおしっこができたり、絵を書くこともできた
そうで愛情表現をしながら育てることの重要性を
亀井さんが証明した瞬間でもありました。
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