世界ふしぎ発見で山本・リシャール登眞さんがミステリーハンターとして出演されるそうです。
山本・リシャール登眞さんがどういう方かわからなかったので、ちょっと調べてみました。
山本・リシャール登眞さんは、ミステリーハンターとしては最年少だそうで、なぜそんな最年少の方がミステリーハンターに選ばれたのか疑問ですよね。
早速行ってみましょう。
山本・リシャール登眞のプロフィール
まずは山本・リシャール登眞さんの簡単なプロフィールをご紹介。
出典:https://kidsna.com/magazine/entertainment-report-210430-12183
出身地:フランス・リヨン
生年月日:2005年
居住地:京都府京都市
小学校:京都市立岩倉北小学校
中学校:不明
高校:不明
プロフィールだけだとこの少年がなぜミステリーハンターに選ばれたかはわからないですよね。
この少年のなにがすごいかっていうと、なんと
世界遺産検定マイスター
という資格を持っているということなんです。
世界遺産検定マイスターってなに?
この世界遺産検定マイスターって耳慣れないワードは一体なんなんでしょうか?
世界遺産検定という言葉があるので、なんか資格のことなんだろうなというのはわかるのですが。。。
調べてみました。
この世界遺産検定マイスターというのは、NPO法人「世界遺産アカデミー」が企画している検定のようで、世界遺産に関する知識を判定する検定だそうです。
世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。
2006年に始まって以来、20万人超が受検し15万人以上が認定されています。2014年からは文部科学省の後援事業となりました。検定は年に4回開催しており、小学生から90代まで幅広い年代の方々が挑戦しています。
出典:https://www.sekaken.jp/
検定は、簡単な方から4級からはじまり、3級、2級、1級とあがり、一番の上級としてマイスターというクラスが用意されています。
そう、山本・リシャール登眞さんが持っている資格は、世界遺産検定の最上位の資格だということです。
ちなみに4級のレベルはこんな感じです。
出題範囲:日本の全遺産と、主要な世界の遺産32件が範囲
合格点:100点中60点
例題がのってましたのでちょっと挑戦してみてください。
次の3つの説明文から推測される世界遺産は何でしょうか。
・地球上で最も低い緯度で海水が凍る季節海氷域(きせつかいひょういき)である
・食物連鎖(しょくもつれんさ)を通じた海から山まで一体となった生態系が特徴である
・イタリアのフィレンツェとほぼ同じ緯度にある
1. 知床
2. 白神山地
3. 小笠原諸島
4. 屋久島
お分かりでしょうか???
私はさっぱりわかりませんでした。
答えは、1の知床でした。
これが4級のレベルですよ。。。
マイスターって一体、、、ってなりますよね。
各級のレベルと出題範囲はこんな感じです。
出典:https://www.sekaken.jp/each_grade/criterion/
各級の難易度がこちら。
出典:https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/contents/world-heritage-certification#3-3
3級で高校生・大学生の知識レベルが必要ということですね。
なるほど、ですがわれらが山本・リシャール登眞さんは、なんと8歳のときに3級合格してます!
2級で大学生・社会人のレベルですが、、、、
山本・リシャール登眞さんは、9歳で合格。
1級で社会人レベルとありますが、
山本・リシャール登眞さんは、10歳で合格。
毎年1級ずつ上がっていってますね。
ちなみにまだ小学校4年生ですよ、この時点で。
では最上位のマイスターはというと、観光業ができるレベルというレベルですが、、、、なんと
11歳で合格
です。
ここまで毎年ノンストップで受験して合格という見事な結果になっていました。
この10歳で1級、11歳でマイスターというのは最年少記録でまだ破られていないそうです。
これだけ世界遺産についての知識と情熱があり、かつ最年少記録を持っているということであれば、そりゃ世界ふしぎ発見に呼ばれちゃうよねという納得の内容でした。
というか、山本・リシャール登眞さんの存在自体がふしぎの対象ですよね。
どうしてそんなに世界遺産に詳しくなったのでしょうか?
山本・リシャール登眞のご家族は
山本・リシャール登眞さんはもともとフランスのリヨンの生まれです。
父親がスイス人のセルジュさん、母親が日本とベルギーのハーフのクロディーヌ真理子さん。
お父さんは、大学で数学を教える先生で、お母さんは国際法の研究者だっていうんだから、もうすごい頭の良いDNAを受け継いだ優秀な子なんだなという感じですよね。
なぜ世界遺産に興味を
ですが、母親のクロディーヌ真理子さんは教育ママという感じではなく、自由に好きなことをさせるという主義だそうです。
というのも山本・リシャール登眞さんが1歳のときにインフルエンザ脳炎で生死の境を彷徨ったという経験があるからです。
そのときに良い教育や学歴なんて意味がないということを悟ります。
人生なにが起きるか分からないから、好きなことをさせてあげたい。
それが母親の願い、子育ての方針となったそうです。
ではどうして、世界遺産検定マイスターを取得するような素晴らしい才能を発揮することができたのでしょう?
山本・リシャール登眞さんの生まれたリヨンが実は世界遺産に認定されているということもあり、歴史や世界遺産というものと小さい頃から身近に接することができ、山本・リシャール登眞さん自身もそういったものに興味をもっていたそうです。
そしてのめり込むきっかけとなったのは、3歳の時に博物館で古代エジプトの棺を目の当たりにしたときだそうです。
その後、5歳になり日本のつくばに引っ越しをされます。
そこで世界遺産の図鑑に触れる機会があり、世界遺産というものにはじめて興味をもったそうですよ。
そしてまた6歳の頃にリヨンに戻られたそうですが、日本に再度戻ってきた時に、世界遺産検定の存在を知り受験をしてみようということになったそうです。
そこから8歳で3級に合格ってめちゃくちゃすごいですよね。
3級って高校生や大学生を対象にしているので、当然日本語も漢字だらけで難しいわけです。
そこはお母さんが参考書にひらがなをふってあげたりしていたそうです。
でもさすがにこんな毎年のように受験して受かるってのは、相当猛勉強したんだろうと思いますが、実際には楽しかったから全然辛くなかったそうですよ。
そもそも世界のことに興味がありまくりなので、勉強だと思ってないんですね。
興味のあることを調べているだけなので楽しくてしょうがないんですよ、本人は。
これは強い。
楽しまれちゃったらそりゃ敵わないですよ。
最後に
今回は最年少のミステリーハンターとして活躍する山本・リシャール登眞について調べてみました。
山本・リシャール登眞さんがもっている世界遺産検定マイスターという資格がめちゃくちゃ難しい、最難関資格だということを知り、山本・リシャール登眞さんが只者ではないということがよくわかりました。
また見た目が日本人ぽくないなぁと思ったら、スイス人とベルギー人と日本人のクォーターということですよね。
まだ高校生ですし、これからどういった活躍を見せるのか楽しみです。
世界をまたにかける研究者になる日も近いのではないでしょうか?
ちなみに私のおすすめのミステリーハンターといえば、やはり篠原かをりさんと伊吹玲さん。
お二人の記事もぜひ読んでみてください。
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