筧千佐子被告の経歴
筧千佐子被告がこういった犯罪に手を染めるようになったのは、どうも調べてみると、まず最初の結婚で夫に死別されたことからはじまっているようですね。
筧千佐子被告の経歴をご紹介します。
名前 筧千佐子
旧姓 開拓千佐子
生年月日 1946年11月28日
出身地 佐賀県北九州市
佐賀県で産まれた筧千佐子被告。
高校は福岡県立東筑高校に進学します。
この高校は進学校として地元でも有名な高校だそうです。
高校卒業後は大学への進学を希望しますが、家庭の事情により進学を断念。
高校時代は女優の野際陽子さんに似ていたそうで、男子生徒にもかなりモテたそうですよ。
高卒で住友銀行に就職します。
勤務地は北九州市内だったそうです。
その後、1969年、24歳で結婚します。
出会いは旅行先だそうで、旦那さんは当時はトラック運転手だったそうで、結婚後に大阪府貝塚市に引っ越し、印刷関係の仕事を開業します。
結婚後は二人の子供を出産。
そして1994年に夫が病死。
夫と営んでいた印刷関係の仕事を夫に変わり経営をおこないますが、うまくいかず経営不振に陥ります。
2001年に廃業となっています。
その結果多額の借金を抱え、2003年には自宅が競売にかけられるなど借金の返済に苦労をしたようです。
そしてその2年後に一人目の被害者となる末広利明さんと交際を始めることになります。。。
筧千佐子被告の経歴をこうやってみると、なんとも言えない寂しさのようなものを感じますね。
一人目の夫が病死しなければ、印刷関係の仕事がうまく行っていればという気もします。
ただ世の中にはもっと大変な苦労をしつつも、道を間違えずに頑張っている人も多いわけで、自身の不幸を理由に他人を遺産目当てで殺害した筧千佐子被告に同情の余地はないですよね。
最後に
いかがでしたか?
青酸化合物による連続殺人事件、資産家を狙った連続殺人ということで当時はかなり話題になりましたが、2013年に事件として扱われて、死刑判決がでるまでに4年もかかっていたのですね。
この事件をきっかけに筧千佐子被告は後妻業の女という別名がつくようになりましたが、実はこれ映画化もされています。
大竹しのぶ主演の映画ですが、内容がこちら。
「武内小夜子、63歳、若くして夫を失った熟年女性です。好きなことは読書と夜空を見上げること・・・わたし、尽くすタイプやと思います」結婚相談所主催のパーティで淑女然として老人たちに語る小夜子(大竹しのぶ)。その魅力に老人たちはイチコロである。80歳になる中瀬耕造(津川雅彦)もその一人。小夜子と耕造は互いに惹かれあい、結婚。幸せな夫婦生活を送るはず、だった―――。
2年後、耕造の娘、中瀬朋美(尾野真千子)は病院へと急いでいた。父親の耕造が脳梗塞で突然倒れたからだ。姉の西木尚子(長谷川京子)と病院で合流すると、のんきに着替えを持って来た後妻の小夜子から法外な葬式費用を要求される。
かねてから耕造の世話をろくにしていないように見えた小夜子に激昂する朋美と、ただただ唖然とする、主婦で世間知らずの尚子だったが、耕造は快復することなく亡くなってしまう。さらに、小夜子に法的効力のある遺言公正証書を突き付けられ、小夜子が全財産を相続する事実を言い渡される。
朋美は同級生の弁護士に助けを求め、さっそく小夜子の調査が始まるが、そこで衝撃の事実が発覚する。なんと小夜子は、金持ち老人を色香で虜にし、後妻に入って金品を巻き上げる“後妻業の女”だったのである! ! 小夜子は過去に8人もの男と結婚を繰り返しては夫の行方がわからなくなっており、その背後には結婚相談所所長の柏木亨(豊川悦司)の影があった。
これは間違いなく筧千佐子被告をモデルにしていますよね。
原作はこちら。
また筧千佐子被告について書かれたノンフィクション書籍も発売されています。
全告白 後妻業の女: 「近畿連続青酸死事件」筧千佐子が語ったこと
事件の内容がセンセーショナルだったこともあり、小説にもなり、映画化もされるなど日本社会に大きな爪痕を残した事件ですね。
女性が犯した事件ではこういった映画化や小説になった事件が多い気がします。
こちら福田和子の事件。
福田和子(松山ホステス事件犯人)の息子の今現在や整形と懸賞金がヤバすぎ!動機や裁判もハンパない![世界仰天ニュース]
また筧千佐子被告と同じように保険金目当てで殺人事件を犯した吉田純子の事件。
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また最近だとなんといっても畠山鈴香被告の事件ですかね。
自分の娘と近所に住む少年を殺害した秋田児童連続殺害事件です。
畠山鈴香の今現在や旦那(夫)と弟がヤバい!男好きで母親は?[水トク]
こちらももしかすると映画化がされるかも知れないですよね。
最後までご覧頂き本当にありがとうございました。
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