金曜日放送の「爆報THEフライデー」で遺産目当てに複数の男性を毒殺した罪で死刑判決を受けた筧千佐子被告が特集されます。

「かけひちさこ」と読むようですが、この筧という名字は筧千佐子被告が青酸化合物で毒殺したと言われている旦那さんの筧勇夫さんの名字ですが、筧千佐子被告はなんと4回の結婚・離婚歴、7人の不審死、10億円の遺産を手に入れていたそうです。
そして筧千佐子被告は2017年11月に京都地裁で死刑判決を受けています。

今回の特集では、その筧千佐子被告とお見合いをしたことがある方が新事実やその恋愛テクニックを告白するということで非常に興味深い内容です。

後妻業の女が木村佳乃主演でドラマ化されることが決定したようですね。
これも物語のベースは筧千佐子被告です。一体どんなドラマになるのか楽しみですが、モデルとなった筧千佐子被告について調べてみました。

 

早速いってみよう。

後妻業の女と呼ばれた遺産目当ての連続殺人事件

筧千佐子被告がこれだけ有名になったのは、筧勇夫さん(当時75歳)が変死をとげた事件から、実は過去にも付き合っていた男性、結婚していた男性が次々と変死をしていて、男性が亡くなられて時間をおかずに次の男性、次の男性とお付き合いや結婚を繰り返してきたという異常性にあったかと思われます。

その内容がどれだけ異常だったのかを時系列で簡潔にまとめてみました。

・一人目
2005年 末広利明さん(79)交際開始
2009年 死亡。青酸化合物を飲ませたと言われている。

・二人目
2011年9月 本田正徳さん(79)と婚約
2012年3月 バイク事故で死亡、死因は致死性不整脈診断だが体内から青酸化合物が検出

・三人目
2013年9月 交際中の日置稔さん(75)が死亡、体内から青酸化合物が検出

・四人目
2013年11月1日 筧勇夫さんと再婚
2013年12月28日 筧勇夫さんが死亡、体内から青酸化合物が検出

事件として取り扱われたものだけで、4件。

それ以外にも筧千佐子被告の周りには不審な死や結婚、交際後すぐに死亡するという出来事が多く、事件以外にも6人の男性が亡くなられています。

なぜ連続殺人事件を犯したのか

あまりにも異常過ぎるこの連続性と期間をおかずに次から次へとという感じに筧千佐子被告の闇を感じるのですが、どれだけひどい人間なのかと思ってしまいますよね。

しかしながら初婚となる男性とは25年間連れ添っているんですよね。
1969年 大阪府貝塚市の男性と結婚
1994年 夫が病死

なぜ、筧千佐子被告はこのような異常な犯罪に手を染めるようになってしまったのでしょうか?

結論から言うと、筧千佐子被告は多額の借金を抱えていて、その借金返済のために遺産目当てで男性と結婚し、殺害するということを繰り返していました。

男性を次から次へと殺害しなければ返済できないほどの借金とは一体どれほどだったのでしょうか?

筧千佐子被告は、先物取引やFXと呼ばれる外国為替証拠金取引で多額の借金を抱えていたようです。
その額がいくらなのかはわかっていませんが、これまでに相続した遺産の総額はなんと

10億円

と言われているのですが、警察の調べでは現金は残っていなかったようです。

この10億円がすべて借金返済や新たな投資とその失敗によりすべて消えてしまったのでしょうか。。。

筧千佐子被告の事件の動機はこんな感じです。

投資をおこなう
 ↓
投資に失敗し、借金を背負う
 ↓
借金返済のために資産家と結婚し殺害する、またはすぐに死にそうな資産家と結婚する

しかしここで、疑問があります。

一体どうやって次から次へと資産家を見つけてくるのでしょう?
そしてその資産家たちはなぜ騙されてしまったのでしょう?
結婚歴を見たら、この女はヤバイとすぐにわかると思うのですが。。。

資産家をどうやって見つけるのか

筧千佐子被告がどうやって次から次へと資産家と付き合うことができたのか?

調べてみると結構ベタな方法でした。

結婚相談所に登録をしていたんだそうです。

でもその登録の数が異常です。

なんと10箇所以上の結婚相談所に登録をしていたのです。

しかも登録時に希望する条件がすごいんです。

相手に求める条件は

・高齢者

・一人暮らし

・資産家

だったそうですよ。

中には持病を抱えているというようなマイナス条件についてもOKというような登録をしていたそうです。

筧勇夫さんと出会うことになった結婚相談所は奈良にあるのですが、その結婚相談所のインタビューがあります。

「まさか、彼女がそんなことする人だったなんて、今でも信じられないんです。プロフィール文には、『趣味は読書、ガーデニング、お料理です』とか、『お相手に合わせる思いやりの気持ちを持っています』とか書いていて、優しいかたにしか見えなかったので…。

 結婚歴についても、『20年間連れ添った夫を病気で亡くしました』とだけ書いてあって、バツイチだと言っていたので、まさか、あんなに何人もと結婚、死別を繰り返していたなんて知りませんでした」

出典:https://www.news-postseven.com/archives/20141201_289570.html

再婚を繰り返している事実は隠していたようですね。

結婚歴や離婚歴はでも隠すことってできるんですかね?

調べたところ、本籍を変更すると書類上の痕跡は消すことができるそうですよ。

そしてこの付き合った男性たちを手玉に取る恋愛テクニックがすごいんだそうです。

事件後、マスコミに自身が語っていた言葉がそれを物語っています。

「あたしに求めるのは料理と洗濯と、夫婦生活」

この言葉が当時はかなり話題になりました。

夫婦生活というのがかなり意味深ですが、夜の夫婦生活のことだと思われますが、相当なテクニックの持ち主だったのではないかと思われますが、このあたりが、爆報で新証言として具体的に語られるのではないかと思うとちょっと楽しみですね。

お付き合いしていた男性はかなり高齢の方ばかりですので、そんな高齢の方々を喜ばせるようなすさまじいテクニックを持っていたのかと思うと、興味を通り越してちょっと恐ろしい気がしないでもないですが。。。

ではどうして筧千佐子被告がこういった犯罪に手を染めるようになったのか?
そのきっかけとなったのはなんだったのか?

その経歴から紐解いていきたいと思います。