プロ野球選手の和田康士朗（わだこうしろう）選手の足の速さが半端ないと話題になっています。

2020年8月16日の試合ではなんと3盗塁を決めました。
足が速いことで話題になっていて、かなり警戒されている中での3盗塁ということで、どれだけすごい速さなのかということがわかるかと思います。

そしてなんと和田康士朗選手は、高校時代は陸上部に所属していたというから更に驚くばかりです。

一般的にプロ野球の選手というと高校野球や大学野球または実業団リーグから野球の実力を認められて、スカウトの目に止まり、ドラフト会議を経て入団するというのがほとんどです。

高校時代まで陸上部にいた和田康士朗選手がいったいどうやってプロ野球選手になったのか、足の速さはどれくらいすごいのかについてとても興味が湧いてきましたので早速しらべてみました。

ということで、

早速行ってみましょう。

和田康士朗の足の速さ

まずはこちら2020年8月16日に行われた試合の動画を御覧ください。

1番打者として迎えた初回、なんと初球をセンター前にクリーンヒット。

和田康士朗選手の記念すべきプロ初安打です。

そして一塁に進塁して、2番打者がバッターボックスへ。

その初球、なんとすかさず盗塁！！

第2打席もクリーンヒットで1塁に。

そしてまた初球から盗塁！！

こちらも余裕のセーフ。

そして第3打席。

またもやクリーンヒットで1塁へ。

そしてなんとまた初球から盗塁です！！それはさすがに無理でしょ。

バッテリーもさすがにボールを外して、キャッチャーが2塁へ送球。

判定は？？？？

微妙なタイミングか？？

塁審の判定はアウト！！！

さすがに3打席連続初球盗塁は無理があったかと。

思っていると、なんとロッテの井口監督がビデオ判定を要求！！

ビデオで再度検証してみたところ、

なんと判定覆って、セーフの判定に！！

3打席連続初球盗塁成功！！

和田康士朗選手すごい、すごすぎますね！！

実際にどれくらい和田選手は足が速いんでしょうか？

わかりやすい指標ですが５０ｍ走のタイムがあります。

和田康士朗選手の50m走のタイムはなんと驚異の5.8秒だそうです。

この5.8秒がどれくらいすごいのかというと、なんと日本記録は5.75秒。

ほぼ日本記録と同等のスピードだということです。

ちなみにウサイン・ボルトの50mの記録は５．４7秒だそうです。

和田康士朗選手の足がどれくらい速いのかということがわかりますね。

和田康士朗のプロフィール

和田康士朗選手の簡単なプロフィールもご紹介しておきます。


出典：https://www.sanspo.com/baseball/news/20200816/mar20081622070004-n1.html

国籍 日本
出身地 埼玉県東松山市
生年月日 1999年1月14日（21歳）
身長 185 cm
体重 77 kg
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手

プロ野球選手になったのが2017年のドラフトで育成選手としてロッテと契約をおこなっています。
そして2020年の6月19日に1軍の試合に初めてデビューをおこなっています。

和田康士朗選手がプロ野球選手になるまでのストーリーを簡単にご紹介いたします。

和田康士朗選手がもともと高校では陸上部に所属していたことはすでにお伝えしていますが、その後どういった流れでプロ野球選手になったのでしょうか？

そもそも和田康士朗選手は中学までは野球少年でした。

小学校4年生から中学2年生までは軟式野球をしていました。

ですが中学2年のときに、股関節を怪我してしまったこともあり、野球の道を断念。

高校は埼玉県立小川高等学校に進学しますが、そこでは陸上部に入部します。

足の速さをいかし、走り幅跳びの選手として練習に励んでいました。

ですが、その年の夏、夏の甲子園の中継を見ていた和田康士朗さん。

なんとまた野球への想いが再燃してしまいます。

そしてその冬に陸上部は退部し、硬式クラブチームの都幾川倶楽部硬式野球団に加入したんです。

高校の野球部は部員数が少なかったことから、クラブチームを選んだということですよ。

高校卒業のタイミングで、この先どうするかと悩んだ和田康士朗さんですが、大学進学も検討していましたが、都幾川倶楽部硬式野球団からベースボール・チャレンジ・リーグというプロ野球の下部リーグのようなところに進んだチームメイトの話を聞いて、BCLや独立リーグへのチャレンジをしてみようと決心します。

そこでBCLのトライアウトを受けたのですが、見事富山GRNサンダーバーズに入団が決まります。

そしてその1年後、育成選手としてロッテへの入団が決まるというトントン拍子でプロ野球の扉を開けてしまったんです。

やはり足の速さという大きな武器があるからなんでしょうね。

それにしてもすごいですね。

これからもしかしたら、陸上部出身のプロ野球選手というのが増えてくるかもしれませんね。

その後ですが、2018年からプロ野球選手としてロッテで練習を重ねます。

ただ2018年は1軍の出場なし、イースタン・リーグという2軍の試合で、94試合に出場しています。

記録は、打率.167、3打点、6盗塁の成績。

足の速さが武器なのに盗塁6は少ないですね。そもそも打率も低すぎです。

しかもなんと盗塁死は7で、盗塁成功率が4割台です。。。

いまの和田康士朗選手の2年前の姿がそんなだったとは意外ですね。

和田康士朗選手に転機が訪れたのは2019年。

2019年は福浦和也選手兼任コーチの指導の下で打撃フォームを矯正したことで、打率が大きく向上。

そして、なんと盗塁も23盗塁と見違えるような数字に変わりました。

この結果から2020年はキャンプから1軍。

コロナ騒動があり、開幕が遅れてしまいましたが、6月19日の開幕戦に代走でプロとして一軍の試合にデビューを飾ります。

そして見事盗塁を成功させています。

イケメンと評判

令和のスピードスターとして人気がでそうな和田康士朗選手ですが、顔もイケメンですよね。

年齢もまだ21歳。

ですが和田康士朗選手、ちょっとオタクっぽいところもあるみたいです。

というのもBCL時代のテーマ曲はゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』のテーマソング『お願い!シンデレラ』だったそうですよ。

今どきの若い人はオタクとかそいう感じじゃなくて、普通の感覚でアイドル育成ゲームとかやっていたりするのかもしれませんが、ちょっと意外ですかね。

最後に

今回はロッテのスピードスター、和田康士朗選手について調べてみました。

高校のときは陸上部だったということを聞き、それはすごいなと思ったのですが、もともと野球をやっていて、高校1年生のときだけ陸上部だったということでした。

この陸上部というパワーワードだけが独り歩きしてしまっていて、なんか陸上をバリバリにやっていた桐生祥秀選手やサニーブラウン選手みたいな人がプロ野球選手になったのかとちょっとワクワクしたのですが、そういう意味では期待はずれでした。

ですが、和田康士朗選手の足の速さは天下一品ですし、そもそも盗塁は足の速さだけではだめで、投手のくせを盗んだり、配球を見極めたりといろいろ難しい要素がありますから、その総合力という意味でも和田康士朗選手の凄さというのは人並み外れているのではないかなと思いました。

そうじゃなきゃ3回連続で初球で盗塁は決められないですよ。

プロの技がそこにあるという気がしました。

令和のスピードスターとしてこれからも和田康士朗選手が話題になりそうな気がしますが、大記録に向けてぜひ頑張ってほしいなと思いました。

歴代の盗塁1位は1065盗塁の福本豊選手。

なんと盗塁王を獲得13回。

和田康士朗選手をこれからも応援したいと思います！

 

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

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