フジテレビの女子アナウンサーである久慈暁子さんへのバッシングが酷いです。
過去にスポーツ選手へのインタビューでおバカ質問をしたせいで、めざましテレビを降板だとか、他のスポーツキャスターから総スカンを食らっているというような内容の煽り報道が出ていますね。
しかし内容を読んでみても、それほど酷い内容には思えないんですよね。
なぜ久慈暁子さんが執拗なバッシングにあっているのか?その理由はなんなのでしょう?
ネット上のコメントやtwitterなどをみても、結構擁護する意見も多いので考察してみたいと思います。
早速行ってみましょう。
久慈暁子さんへのバッシング報道
まずはこちらの記事を見て下さい。
久慈暁子さんがスポーツ選手にトンチンカンな質問をしたせいで降板の危機だと報じています。
フジ・久慈暁子アナ「おバカ質問」のツケ 「めざましテレビ」降板の危機
フジテレビの久慈暁子アナウンサー(24)が、スポーツキャスター降板の危機だ。
現在、朝の情報番組「めざましテレビ」でスポーツコーナーを担当している同アナが、今秋にも担当を外れる公算が大きくなっているという。
その原因は、スポーツ界のビッグな2人にとんちんかんな質問をしたから。
“ネット炎上”の芽を少しでも摘みたいフジとしては、これを問題視。
才色兼備で次世代エース候補の一人と期待されたが、ここにきて暗雲が漂っている――。
出典:https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/1077469/
この記事内では2つの事件を取り上げていますね。
1.フィギュアスケート羽生結弦選手への質問
2.サッカー日本代表長谷部誠選手への質問
それぞれどんな内容だったのか確認してみましょう。
フィギュアスケート羽生結弦選手への質問
久慈暁子アナが羽生結弦選手へおこなった質問の内容に問題があったと報じているのですが、その質問をまずは見てみましょう。
「ほかの競技を観戦したことだったり、おいしかった料理を教えてほしいです」
という質問だったそうです。
この質問に羽生結弦選手が困惑気味に回答を拒否した。
と伝えています。
久慈アナは羽生に対し「ほかの競技を観戦したことだったり、おいしかった料理を教えてほしいです」と質問をぶつけ、羽生が「おいしかった料理については省きます。興味がなさすぎて…」と困惑気味に回答を拒否。
取材時間や質問数が限られるなか、久慈アナが“おバカ丸出し”のとんちんかんな質問に時間を浪費したため、会場にいた記者たちから怒りの声が漏れたという。
「おいしかった料理については省きます。興味がなさすぎて…」と困惑気味に回答を拒否。と書かれています。
そして会場にいた記者から怒りの声が漏れたとあります。
この報道だけを見ると、相当ヤバイ感じですよね。
羽生結弦選手が機嫌を損ねてしまって、会場が氷のようなムードになってしまった。そのせいで会見自体の雰囲気がおかしくなってしまったというような大事件に思えます。
しかし、実際にはどうだったのでしょうか?
こちらにその動画がアップされていましたので、ぜひ一度見てみて下さい。
この動画を見ると、確かに報道のとおり、食事に関する質問には答えていませんが、困惑というよりも羽生結弦選手がその後にちゃんと説明しています。
食に対してそれほど興味が無いので、自分が食事の説明をしても面白くないと思うからと回答できないということです。
そして困惑はしていないし、決して雰囲気も悪くなく、報道にあるようなお馬鹿な質問に羽生結弦選手が機嫌を損ねて関係が悪化するような問題などそこにはないです。
食についてはさきほどの理由で回答できないとして、その後、カーリングなどの競技を見ましたよとかにこやかに久慈暁子さんの質問に答えています。
そもそも質問やインタビューの世界ではよくあることなのですが、アイスブレイクといって、いきなり質問したいホットな内容をストレートに直撃するのではなく、まずは世間話や共感をもてるような話題から入っていき、相手との距離感をなくしていくという手法があります。
久慈暁子さんとしても、いきなり平昌での2大会連続金メダルの話に入っていくよりも、まずは羽生結弦選手と話しやすい雰囲気を作ろうとしていたのかもしれませんね。
この羽生結弦選手の質問に関しては、相当悪意のこもった報道のような気がします。
また確かにネット上では久慈暁子さんにくだらない質問するなというようなツッコミはあったようです。
その原因のひとつには羽生結弦選手の人気がすごいということも加味して考える必要があるのではないでしょうか?
羽生結弦選手は10代からそれこそ60代まで幅広い世代の「女性」ファンが多い、国民的スター選手です。
先日行われたパレードにも、地元の人だけでなく、他県からそれこと東京や大阪のようなところからもひと目みたいと駆けつけたファンが大勢いました。
そういった熱狂的なファンがいる場合には、ちょっとしたきっかけでバッシングにつながる可能性があるのではないかと。
たとえばジャニーズの二宮和也さんとの熱愛報道がある伊藤綾子さん(元女子アナ)なんかも、ちょっと二宮和也さんとの熱愛を匂わせただけで猛烈な炎上になっていました。
伊藤綾子の性格があざといと大炎上中。腹黒い、匂わせすぎとバッシング、悪い評判や噂まとめ。
今回のケースも、報道が先行して「羽生結弦選手が困惑」というような文字だけをみて、羽生結弦選手のファンが過敏に反応しているだけのような気がします。
私の結弦を困らせるなんて、あの馬鹿女、許せない!!
みたいな感じですよね。
サッカー日本代表長谷部誠選手への質問
続いて、サッカー日本代表選手で、先日のワールドカップロシア大会での代表引退を発表した長谷部誠さんへの質問についても詳しく真相を見ていきたいと思います。
「今月5日に行われた男子サッカー日本代表のW杯後の帰国会見ですよ。
あろうことか久慈アナは、主将の長谷部(誠)に『長谷部さんのインスタグラムが感動を呼びました。どうとらえてますか?』って聞いて困惑させたんです。
みんな聞きたいことがたくさんあるなかで、正直、腰が砕けそうになりましたよ。
フリーランスの記者のなかには『あんなヤツは出禁にしろ!』と厳しい口調で言う人もいた」
こちらが報道内容です。
これ明らかに先程の羽生結弦選手の内容と同じですよね。。。
質問の内容だけを書く。
長谷部誠選手の回答は省略。
そして関係者が怒っていたというような内容を最後につける。
これだけを読んだ人は明らかに、この会見での質問で、長谷部誠選手が気分を害するほどのとんでもない質問をしたんだな、よくわからないけど。
よくわからないけど、関係者が怒るような状況になっているんだな。
と思ってしまいますよね。
実際どうだったんだろうと、調べてみましたが、逆に長谷部誠選手へのインタビューが問題だった、というような内容の記事やtwitterのツィートがないんです。
この報道を受けてのツィートなどはあるのですが、インタビューが行われた当時の内容に関して、否定的なものってないんですよね。
しかもサッカーファンなら、この質問の意味がよくわかるんです。
「長谷部さんのインスタグラムが感動を呼びました。どうとらえてますか?」
これはサッカーファンがあのとき一番聞きたい内容ではなかったかと思うのです。
事情がわからない方に説明します。
この会見の前に長谷部選手がインスタグラムに投稿したものです。
この帰国会見は7月5日に行われたのですが、その2日前、7月3日に長谷部選手がインスタグラムを通して、8年間勤め上げたキャプテンをやめること、そして日本代表を引退することを発表したのです。
まず始めに、ロシアW杯での日本代表チームへの多大なるサポート本当にありがとうございました。
皆様からの力が日本代表チームを前へと押し進めて下さいました。
本当に感謝しています。
そして僕個人としては、この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います。
日本代表という場所はクラブとは違い、いつ誰が選ばれるかわからないところであるので、いち選手からこのように発信する事は自分本位である事は承知しています。
しかし、2006年から約12年半という長い間共に戦った仲間たち、多大なるサポートをして下さった日本の皆様に感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思い、こうして書かせていただいています。
日の丸を胸に戦った時間は僕にとって誇りであり、なにものにも代え難い素晴らしいものでした。
共に戦った7名の監督方、コーチングスタッフ、代表スタッフのみんな、そして素晴らしきチームメイトたち、最高の仲間でした。
特に主将を務めさせていただいた8年間は皆に支えられてばかりでした。
貴方達と共に同じ時代に戦えた事は幸せでした。
そして日本代表サポーターの皆様、これまでのサポートに心からの感謝を伝えさせていただきます。
12年半の間、様々な事がありました。
歓喜も失望も共に味わいましたね。
良いときもそうでないときも僕たちの背中を押してくださいましたね。
皆様と共に歩んだ時間は僕にとって大切な宝物です。
心から、ありがとう!! 最後になりますが、これからは僕も日本代表チームのサポーターです。
一緒に日本代表チームに夢を見ていきましょう!!!長谷部誠
この熱い長文のメッセージ。
12年半の代表生活、8年間のキャプテン。
その歴史、喜びや悲しみ、嬉しさや悔しさを一緒に応援してきたファンなら誰もがこのメッセージを読んで振り返ったことだと思います。
そして偉大なキャプテンとして日本サッカーの歴史に確実に名前を刻んだ長谷部誠という選手に、感謝の気持ちを感じたのではないでしょうか?
この投稿はあっという間に多くの「いいね」やコメントがつくことになりました。
このコメントを読んでいるだけでサッカーファンなら目頭が熱くなる内容です。
その流れを受けて、久慈暁子さんの質問です。
「長谷部さんのインスタグラムが感動を呼びました。どうとらえてますか?」
これ、なにかおかしなところありますか?
場違いな質問ですか?
この質問をしたことを怒っているサッカー関係者がいたらぜひ聞いてみたいです。
あなたは長谷部誠選手のあのインスタグラムの投稿を読んでいたのかと。。。
しかしなぜこの件が「炎上案件」として扱われているのか不思議でしょうがないですね。
久慈暁子さんをバッシングする記事を書こうとして、羽生結弦選手の一件だけでは足りなくて、なにか他にないかということで一生懸命過去のスポーツ選手へのインタビュー動画を探したのですかね。
その中で長谷部誠選手のインスタグラムの内容を知らない人が
「お、これは長谷部、回答困っているじゃん、これ使えそうだ」
となったのではないですかね。
久慈暁子さんがなぜ妬まれるのか
しかし久慈暁子さんはなぜこんなバッシングを受けてしまうのでしょうね。
ひとつには久慈暁子さんが「人気がある」ということの裏返しかもしれないですよね。
久慈暁子さんは実は元モデルという経歴も有り、容姿端麗でフジテレビの女子アナウンサーの中でもエース候補と言われています。
そういう中でなにか良からぬことを考える人達との足の引っ張りあいとかがありそうですね。
女子アナの世界も競争ありそうですからね。
久慈暁子さんのプロフィールを少しご紹介します。
名前 久慈 暁子
生年月日 1994年7月13日
現年齢 24歳
出身地 日本
岩手県奥州市
血液型 O型
身長 / 体重 166 cm / ― kg
スリーサイズ 80 – 58 – 83 cm
最終学歴 青山学院大学経済学部
青山学院大学の学生時代に街でスカウトされて芸能界デビューした久慈暁子さん。
2013年の春に上京して、5月に渋谷でスカウトです。すごい早さですね。
そして2014年3月、『2014年旭化成グループキャンペーンモデル』に選ばれます。
そして同じ年の8月には『第45回non-noモデルオーディション』でグランプリに選ばれ、2014年11月号より同誌専属モデルとしてデビューしてしまいます。
上京してわずか1年で旭化成のキャンペーンモデルになり、その5ヶ月後にはnon-noのオーディションでグランプリです。
これまたスゴい速さです。
そして2017年3月にnon-noを卒業し、フジテレビに入社します。
このときですが、日本テレビからも内定もらっていたそうです。
日本テレビを蹴って、フジテレビへって、その決断はなぜだったのですかね。
最近のテレビ業界ではフジテレビは視聴率も取れず、長年続けてきたバラエティなどもほとんど終了しています。
かたや日本テレビは大人気ですよね。イッテQや行列などのバラエティも好調ですし、視聴率は4年連続3冠王だそうですよ。
そんな日テレの内定を辞退して、フジテレビに入社した久慈暁子さん。
個人的には好感度あがりますけどね。
しかしそもそも日本テレビからも内定もらっていたというのは、相当ポテンシャルがあるということですよね。
久慈暁子さんの特技として、英語の能力があるそうです。
実は母親も元アナウンサーなのだそうです。
久慈暁子さんのお母さんはIBC岩手放送の元アナウンサーだったそうですが、その後英語教師になられたんだとか。
つまり女子アナとしての能力、所作と英語のスキルの両方を小さころから教育されてきた訳です。
女子アナ界のサラブレッド、女子アナとしての英才教育。
久慈暁子さんが妬まれる、叩かれる理由はやはり容姿の美しさがありつつ、女子アナとしてのスキルも高いというあたりで同性からのやっかみが多いのではないかなという気がしてきました。
最後に
女子アナとしての能力が高そうなのに、まだ入社2年目でこれだけのバッシングを浴びてしまった久慈暁子さん。
どうかめげずに頑張って欲しいですよね。
特に今回の報道ってまったく根も葉もない話なので。
長谷部選手への質問の件なんて、これで炎上していたら、もはや何も質問できんがなというような内容ですので。
引き続き久慈暁子さんにはめざましテレビで頑張ってほしいですよね。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
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