角川春樹さんが8月31日の爆報THEフライデーに出演されます。

角川春樹さんといえば、原田知世、薬師丸ひろ子、渡辺典子らで一斉を風靡した角川映画の生みの親ということで40代、50代の人には非常に懐かしい名前ですよね。

当時は時代の寵児としてもてはやされ、出版界や映画界ですごい権力を持っていたそうですが、その後いろいろあって、現在はどうしているんでしょうね。
現在の角川春樹さんについて気になったので調べてみました。

 

早速行ってみましょう。

角川春樹のプロフィール


出典:https://matome.naver.jp/

名前 角川 春樹(かどかわ はるき)
生年月日 1942年1月8日
年齢 76歳
出身地 富山県富山市水橋町
最終学歴 國學院大學文学部
職業 実業家、角川春樹事務所会長兼社長、幻戯書房会長。

角川春樹さんは、富山県の生まれですが、東京の杉並区で育っています。
大学は國學院大學に入学していますが、早稲田大学にも合格していたそうですが、國學院大學の理事をやっている父親に頼まれて國學院大學に入学したそうです。

そして大学卒業後、1965年に角川書店に入社。
当時はまだそれほど大きくなかった角川書店で1970年から「ある愛の詩」や「いちご白書」などの洋画の原作本を出版するなど頭角をあらわしていきます。

そして1971年からは横溝正史のミステリー小説を仕掛けていきます。ミステリー小説やSF小説を角川書店のひとつの顔とする戦略で角川書店を大きく成長させていきます。

そして1975年に、角川書店の社長になります。
世襲とはいえ、入社してわずか10年で社長へと上り詰めたのです。
ただボンボンとして社長になったというよりも、多くのアイデアや仕掛けを成功させた立役者として実績も十分だったようですね。

1976年には映画製作にも乗り出します。
このとき角川春樹さんは映画製作のための会社を別でつくったようですね。
それが旧角川春樹事務所です。

1976年の「犬神家の一族」が強烈な印象を残していますよね。
監督は市川崑、主演は石坂浩二。

この映画の印象が強いせいで、金田一耕助といえばもう石坂浩二しかないというイメージが植え付けられてしまった気がします。
最近でもときどきリバイバルされますが、なんかしっくりこないんですよね。

この金田一耕助シリーズは大ヒットし、1979年には「悪魔が来りて笛を吹く」も上演されますが、金田一耕助役は西田敏行。

なんでやねんwww
違和感ありまくりでした。。。

それ以外にも角川書店、角川春樹事務所が製作を手がけた映画は本当に有名なものが多いです。
70年代だとこんな感じです。
こうやってみると松田優作を有名にしたのも、角川春樹さんなんだなという気がしますね。

人間の証明(1977年・東映)
野性の証明(1978年・日本ヘラルド映画、東映)
悪魔が来りて笛を吹く(1979年・東映)
蘇える金狼(1979年・東映、東映芸能ビデオ)
戦国自衛隊(1979年・東宝)
野獣死すべし(1980年・東映、東映芸能ビデオ)

80年代にはいるとアイドル女優の映画がドル箱となっていきます。
薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子の角川3人娘と呼ばれたアイドル女優が数々のヒット作を生み出しましたよね。
懐かしいです。
タイトルだけをみてもじわっと来るものがありますよね。

野獣死すべし(1980年・東映、東映芸能ビデオ)
スローなブギにしてくれ(1981年)
魔界転生(1981年・東映)
ねらわれた学園(1981年・東宝)
悪霊島(1981年)
蔵の中(1981年・東映セントラルフィルム)
セーラー服と機関銃(1981年・東映)
蒲田行進曲(1982年・松竹)
この子の七つのお祝いに(1982年・松竹)
汚れた英雄(1982年・東映)
伊賀忍法帖(1982年・東映)
幻魔大戦(1983年・東宝東和)
探偵物語(1983年・東映)
時をかける少女(1983年・東映)
里見八犬伝(1983年・東映)
湯殿山麓呪い村(1984年・東映セントラルフィルム)
メイン・テーマ(1984年・東映)
愛情物語(1984年・東映)
麻雀放浪記(1984年)
いつか誰かが殺される(1984年・東映)
Wの悲劇(1984年・東映)
天国にいちばん近い島(1984年・東映)
ボビーに首ったけ(1985年・東映)
友よ、静かに瞑れ(1985年・東映セントラルフィルム)
早春物語(1985年・東宝/角川春樹事務所)
二代目はクリスチャン(1985年・東宝/角川春樹事務所)
オイディプスの刃(1986年・東宝)
迷宮物語(1987年・東宝)
花のあすか組!(1988年)
ぼくらの七日間戦争(1988年)

ただ1980年代後半にこの頃の角川映画を支えていた角川3人娘が独立してしまうんです。
その頃から、角川映画、角川春樹事務所、角川春樹さんの没落がはじまっていきます。

どうもその当時から角川春樹さんは薬物に手をだしていたようで、それが原因で多くの所属俳優が独立していったというのです。

コカイン密輸で逮捕の過去

角川春樹さんは1993年8月29日に突如、コカイン密輸したとして麻薬取締法違反の罪で逮捕されてしまいます。

このとき「REX 恐竜物語」という角川春樹さんが監督脚本をつとめていた映画が公開されていたのですが、この映画も上映中止となってしまいました。主演女優はまだ当時子役だった安達祐実さんです。

この角川春樹逮捕というニュースは角川書店にも大きなダメージでした。
角川書店としては社長を交代させる人事を発表しています。
社長になったのは、弟の角川歴彦さんです。

現在の角川書店は株式会社KADOKAWAと名前を変えていますが、角川歴彦さんはこのKADOKAWAの現在の会長でもあります。

このコカイン密輸事件はどういう事件だったのかというとこんな事件でした。

密告ですでに内偵を開始していた千葉県警では、1993年07月09日に、成田空港でコカイン79gを脚に巻き付け密輸を謀ろうとした角川書店写真室の池田岳史係長を逮捕した。

池田岳史は1993年08月09日に、退職しているが、逮捕されて時は角川書店社員であった。

池田被告は、角川社長が自分で使用するコカイン入手のため、出張名目で、過去十数回、ロサンゼルスに買い付けに行き、その資金は計千数百万円に達すると供述した。

角川春樹社長は、容疑否認のまま、1993年09月19日に、麻薬及び向精神薬取締法と関税法違反の罪で千葉地裁に起訴された。

池田被告がアメリカに出張する度に、会社側は角川春樹被告から決裁を受けて必要経費を渡していたことから、捜査当局は、社長が事前に買い付けを認識していた有力な証拠とみていた。

また、背任横領の疑いも出ていた。

すでに科学鑑定で、角川被告の毛髪からコカイン吸引歴を証明する結果を検出されていた。
毛髪鑑定は樹木の年輪と同様に薬物使用の痕跡が残るもので、一年前の薬物使用まで判定が可能と言われている。

コカイン使用の証拠として使われたのは、これが初めてであった。

1993年夏好調な興行成績を上げていた角川被告監督の映画『REX 恐竜物語』は、松竹と角川書店が協議、事態の社会的影響の大きさを考えて、1993年09月10日に打ち切られた。

出典:https://time-az.com/main/detail/58039

部下に金を渡して、ロスアンゼルスでコカインを購入し、日本に密輸入しようとしたというのです。

本人は最後まで罪を認めていなかったようです。

しかしながら2000年に懲役4年の実刑が確定し、2004年に仮出所して現在に至っています。

角川春樹さんはスピリチュアルとボクシングにハマっている

現在の角川春樹さんですが、なんとボクシングにハマっているそうです。

シニア最強のボクサーを目指して日夜トレーニングをしているんだとか。

もともと大学生の頃に拳闘部に所属。拳闘というのはボクシングのことなのですが、大学3年生のころには渋谷ハチ公前で200人を相手に一人で大立ち回りをして警察沙汰になったという伝説ももっているそうですよ。

200 vs 1って範馬勇次郎かと。。。

その頃からボクシングは好きなようで、現在でも戸高秀樹ボクシングジムの後援会に角川春樹事務所として参加していたりします。
戸高秀樹さんは元WBA世界スーパーフライ級チャンピオンにもなった方ですね。

また角川春樹さんはもともとスピリチュアルな世界が大好きなようで、

自分は超能力者で予知能力がある

武田信玄、天武天皇、神武天皇、ヤマトタケルの生まれ変わりだ

関東大震災は自分が止めた

などということを周りにいってまわっているそうです。。。

そんなこと言っているから警察の目に止まって捕まったんじゃないかとか思ってしまいますよね。。。

現在の妻と離婚歴

角川春樹さんですが、5度の離婚歴があります。

そしてなんと現在の嫁は40歳年下の歌手のASUKAさんという方だそうです。

出典:https://matome.naver.jp/

また奈香いつかさんは作家の方だそうですよ。

ASUKA 2011年〜
奈香いつか 2001年 – 2003年
角川 佳子 1976年 – 1998年
角川 清子 1973年 – 1976年
角川 康子 1973年 – 1973年
角川 佳子 1965年 – 1973年

この女性たち以外にも多くの愛人がいるとも言われています。

なかなか角川春樹さん、精力が凄まじい感じですね。スピリチュアルに傾倒して日々精力を鍛えているのかもしれないと思ってしまいますよね。

最後に

爆報THEフライデーに出演する角川春樹さんを調べてみました。

なかなか凄まじい人生を歩んでいる人だなと思いますが、現在76歳で40歳年下の奥さんがいて、ボクシングに夢中とか元気すぎますよね。

そんなおじいちゃん(と言っていいのかしら)が増えてくると日本もまだまだ大丈夫な気もしますが、いかんせんスピリチュアルに傾倒しているというあたりが不安な感じはします。

今回の爆報でもわけの分からないことを言って周りをキョトンとさせたり、放送事故にならなければいいなとちょっと思ってしまいました。

 

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

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