自殺志願者の駆け込み寺って皆さんご存知ですか?月曜日放送の
「プロフェッショナル仕事の流儀」にNPO法人の代表で
自殺対策のエキスパート佐藤久男さんが登場されます。
現在は、秋田県でその活動を行っていると言う佐藤さん。
なかでも、全国の自殺率がワーストと言う秋田県でどのような
手腕を発揮しているのか気になりますね。
今回は、佐藤さんを取り巻く環境から経歴や年収。
駆け込み寺とは何なのか?
さらに、NPOとはどういう活動をしているのかを検証
していきたいと思います!
早速ピックアップしていきましょう!
目次(コンテンツ)↓↓
1、佐藤久男さんのプロフィールと経歴 ページ1
2、年収(収入)が気になるっ! ページ1
3、自殺志願者の駆け込み寺ってなに? ページ1
4、そもそもNPOってなに? ページ2
5、まとめ ページ2
佐藤久男さんのプロフィールと経歴
- 本名 佐藤久男 (さとう ひさお)
- 生まれ 1943年 10月20日(73歳)
- 出身 秋田県
- 学歴 秋田県大館鳳鳴高校 卒業
高校を卒業と同時に、秋田県の県職員となり福祉関係の
業務を中心に活動を行う。
26歳の時に会社を起こしたいと言う夢を抱き県職員を
退職します。
不動産鑑定事務所の専務になり鑑定事業を中心に活躍されます。
そして、34歳の時に社長を目指すべく独立し
「株式会社不動産情報センター」を設立し起業します。
その後も、一級建築事務所や福祉や介護用品の専門店
「株式会社かんきょう」を設立し経営が順調にいき
業績も右肩上がりになり、年商が3億円を超える企業へと
成長していきます。
しかし、2000年にバブル崩壊やリーマンショックの名残を
もろにうけてしまい経営が一気に悪化しついには倒産して
しまいます。
今までの個人資産や会社の資産、さらには会社の経営権までもすべて
を失い自己破産の申請を受けます。
そして、2002年に経営者の友人が事業の失敗で自殺したことが
きっかけとなり、自身が59歳の時に倒産に伴う経営者や家族を支援
する「NPO法人蜘蛛の糸」を設立し、自殺対策を専門とする
活動を行っています。
今まで自殺志願者の面談や救済にあたってきた活動は
3000件以上とされていてまさに
「自殺志願者の駆け込み寺」と言えます。
佐藤久男さんの年収(収入)が気になる!
全国平均のNPO職員の年収は200~300万とされていて
一般の企業に勤めるサラリーマンと比較しても、かなり
少額な年収と言えます。
佐藤さんが若い時代にはまだ中卒が珍しくなくその世代は
「金の卵」とも言われ、地方から都会へとドンドン出ていく
時代だったとかっ!
実際に、佐藤さんの実家も木材販売や、映画館の経営をしていたらしく
割と裕福な家庭に育ったそうですね。^^
なので、年収が200~300万でも昔と比べると今の若者が就職活動の
選択肢に入る職業らしくあまりお金がすべてや目的ではないという
現代の子たちが多いように思います。
佐藤さんの場合は職員ではなく、代表を努めていますから
職員が200~300万と言うことは代表の佐藤さんの場合
500~1000万近くはあるんではないでしょか?
自殺志願者の駆け込み寺?
まさに、この言葉がピッタリ当てはまるではないでしょうか?
特に秋田県の自殺者数は全国ワーストらしく深刻な社会問題
になっています。
自殺志願者のほとんどが65歳以上というから
驚きですね。
佐藤さん自身も、会社経営に失敗し自己破産を経験していることから
「心身ともに限界を感じうつ病にまでなった」経緯があります。
これにより、「首をつって死ぬ」夢や幻覚を何度も見てきたと
語っています。
そして、身近な友人の自殺。
もう、「地域経済を支えてきた中小企業経営者を、倒産ごときで自殺
させてたまるか!!」と言う考え方に変わったと言います。
そこで自分のどん底まで行った経験を生かしてNPO法人を立ち上げ
倒産や自殺まで考えている人たちの支援に乗り出したのです。
奥さんは今でこそ応援してくれているが、当時は大反対だったらしく
「みっともないからやめて。」「NPOなんかできるわけない。」と
言っていたそうですね。
そして、まだうつ病が完全に完治してない状態で業務に乗り出した
そうです!
なるべく「疲れをためない」方向で徐々に体も回復に向かい
2006年に完全に完治したそうです。
そして活動の方も少しずつ軌道に乗りはじめ、今では
年間数百件~数千件もの相談を受けるのだと言います。
自殺しようとしている人は本当にギリギリのところまで
追い詰められていて、どうすることもできなくなった時に
佐藤さんのところへ相談しにくると言うことです。
まさに自殺志願者の駆け込み寺ということではないでしょうか。
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